言葉の使い方を中心にブログ運営・フリーランスに関することなど、ライティングの仕事に関わる情報を広く紹介するブログです。

Kotoログ

言葉・単語の意味

「捻出」の意味と使い方・例文・「工面」との違いまとめ

投稿日:2017年12月20日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「捻出」(読み方:「ねんしゅつ」)という言葉は、「~を捻出する」「~を捻出して~する」などの形でよく用いられています。

比較的よく使用する語ではありますが、近い意味のある「工面」という語とは具体的にどのような違いがあるのか、中には疑問が浮かぶことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「捻出」の意味と使い方、また「工面」との違い説明していきます。

 

「捻出」の意味と使い方・例文・「工面」との違い

それでは、以下に「捻出」の意味と使い方、また「工面」との違いを説明します。

 

意味

まず、「捻出」には以下のような意味があります。

  1. 知恵をしぼって考え出すこと。
  2. やりくり算段して金銭や時間をつくること。

出典:明鏡国語辞典「捻出」

つまり、「頭を使って考え出すこと」「何らかの目的のために必要な金銭や、何かをするための時間をどうにかやりくりをしてつくること」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「捻出」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「他店との差別化を図るため、新メニュー開発のためのアイディアを捻出する」
  • 「仕事の後に資格の勉強をするための時間を捻出する」
  • 「海外の大学に留学するための費用を捻出する」
  • 「友人からどうしても会いたいと連絡があり、仕事の合間に時間を捻出して会うことにした」

 

「工面」との違い

では次に、似た意味のある「工面」という語との違いについて見ていきます。

まず、「工面」には以下の意味があります。

  1. くふうして必要な金銭や品物を集めること。算段。
  2. 金回り。

出店:明鏡国語辞典「工面」

そして、これらの語と「捻出」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「工面」:「費用を工面して世界一周の旅に出る」(費用を工夫して集め、世界一周の旅に出る)
  • 「捻出」:「給料日前で金欠だったが、費用を捻出して飲み会に参加した」(給料日前で金欠だったが、何とか費用を出して飲み会に参加した)

つまり、「工面」は「必要な金銭をそろえるために工夫して集めること」、「捻出」は「何とかやりくりをして無理矢理に費用をそろえること」を表すというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「捻出」の意味と使い方、「工面」との違いについてまとめました。

この言葉は、「知恵をしぼり出すこと、金銭や時間などをやりくりしてつくること」を表し、何らかの目的のために、わずかな中から苦心して金銭をそろえたり時間をつくる場合に用います。

また「工面」にも同じように金銭をそろえるという意味がありますが、その場に必要な金銭を工夫して集めることを表します。

つまり、金銭についてこれらの語を用いる場合には、限られた金銭の中で何かの費用を用意するためにやりくりをする場合には「捻出」、いろいろと方法を考えて必要なお金を集める場合には「工面」といったように、場面に応じて使い分けることができます。

-言葉・単語の意味

Copyright© Kotoログ , 2019 All Rights Reserved.