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「成り行き」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

投稿日:2018年4月3日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「成り行き」という言葉は、「成り行き任せにする」「成り行きで~する」などの形でよく用いられています。

日常的によく使用する語ではありますが、具体的にはどのようなことを表しているのか、また他に近い意味の語にはどのようなものがあるのか、それらとは使い方にどんな違いがあるのか、中には疑問が浮かぶことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「成り行き」の意味と使い方、また類義語にあたる言葉について説明していきます。

 

「成り行き」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「成り行き」の意味と使い方、また類義語との違いを説明します。

 

意味

まず、「成り行き」には以下のような意味があります。

物事が自然に推移していくようすや過程。また、その結果。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「成り行き」

つまり、「ある物事の状態が自然の流れで移り変わっていく様子や過程、その結果」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「成り行き」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「成り行きで飲み会の幹事を代理で引き受けることになり、あたふたと準備を進めた」
  • 「彼は息子の不登校に対して、取り立てて何をするでもなく成り行きを見守ることにした」
  • 「放任主義という訳ではないが、子育てにはある程度成り行き任せにすることが有効なこともある」
  • 「医師の息子である彼が自身も医療の道に進むことになったのは自然の成り行きだった」

 

類義語

次に、「成り行き」の類義語について見ていきます。

この言葉と似た意味のある言葉には以下のようなものが挙げられます。

 

顛末(てんまつ)

まず、「顛末」には以下の意味があります。

物事の初めから終わりまでの事情。事のいきさつ。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「顛末」

つまり、「ある物事が起こった初めから終わりまでの事情、経過」のことをいい、以下のように用いることができます。

  • 「倒れた彼女を心配して駆けつけた彼に事の顛末を説明した」
  • 「彼は渋々ながらも離婚に至った顛末を語り始めた」

 

雲行き

次に、「雲行き」には以下の意味があります。

物事のなりゆき。形勢。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「雲行き」②

つまり、「ある物事の経過やその時々の状態、関係」をいい、たとえば以下のように用います。

  • 「交渉は順調に進んでいたが、ここにきて雲行きが怪しくなってきた」
  • 「その事件が起きてから、チームの雲行きは悪くなるばかりだった」

 

まとめ

以上、「成り行き」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は「ある物事が自然に移り変わっていく過程や結果」をいい、自然のあるがままに進行する物事についていう場合に「成り行きに任せる」「成り行きを見守る」などの形で用いられています。

また近い意味の語には「顛末」「雲行き」といったものがありますが、「顛末」は「ある物事の初めから終わりまでの事情」をいい、たとえばある物事がどのようにしてその状態に至ったかを第三者に説明する場合に用いられます。

そして、「雲行き」は「物事の経過や形勢」をいい、たとえばある変化している物事のその時々の状態や2つの物事におけるその時々の関係についていう場合に「雲行きが怪しい」などの形で用いられています。

これらの語は近いニュアンスがあり、物事の過程についていう場合に使うことができますが、それぞれ異なる場面で用いることができるので、適度に使い分けると良さそうです。

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