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逆接を表す接続助詞「ながら」を使用した表現5選 意味と使い方

投稿日:2017年1月18日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

今回の記事では、逆接を表す接続助詞「ながら」を用いた表現とその使い方について紹介します。

逆接の接続助詞「ながら」を用いた表現5つ 意味と使い方

「ながら」には主に以下2通りの使い方があります。

  1. 2つのことが同時に行われることを表す(例:食事をしながら談笑する)
  2. 両立しにくい2つの事柄が同時に成り立っていることを表す(例:弁当を用意しておきながら昼食は外で済ませた)

どちらかというと「1」の「~しながら~する」といった言い方で使われることが多いですが、ここでは「2」のほうの「にもかかわらず・けれども」と同様の意味で用いられる表現を5つ挙げて、それらの意味と使い方を紹介していきます。

 

「僭越ながら」(せんえつながら)

まず、「僭越」には「地位や立場を越えて出過ぎたことをすること」という意味があります。

そこから、「僭越ながら」には「出過ぎたことではあるけれど・分不相応ではあるけれど」(謙遜の意を示す場合も含む)といった意味で以下のように使用します。

  • 「僭越ながら申し上げます」
  • 「僭越ながら本日は進行役を務めさせていただきます」

 

「憚りながら」(はばかりながら)

「憚る」には「(それをするには差し障りがあるとして)遠慮する・慎む・敬遠する」という意味があります。

「はばかりながら」とすると、「出過ぎたことですが・生意気な言い分かもしれませんが」という意味で、目上の人に対して意見を述べる時などの前置きの表現として用いることができます。

  • 「はばかりながら私の意見を申し上げても良いでしょうか?」
  • 「はばかりながらもお願いに上がりました」

 

「~も然ることながら」(~もさることながら)

「然ること」は、前に述べたことが「その通りのこと・いうまでもないこと・もちろんのこと」であることを表します。

「~もさることながら」とすると「(前に述べたこと)はいうまでもないけれど」という意味を表し、以下のように使用することができます。

  • 「美しさもさることながら、利発さも持ち合わせている」
  • 「留学するには英語力もさることながら、資金も必要だ」

 

「及ばずながら」(およばずながら)

まず「及ぶ」には「匹敵する・適う(かなう)」という意味があります。

そこから「及ばずながら」とすると、「力不足ながら・不十分ではあるが」という意味を表し、謙遜の意を含んで助けを申し出る時の前置きとして用いることができます。

  • 「及ばずながらお手伝いいたします」
  • 「及ばずながら助力いたします」
  • 「及ばずながら加勢いたします」

 

「遅蒔きながら」(おそまきながら)

「遅蒔き」は「後に遅れること」を表す言葉です。

そして「遅蒔きながら」とした場合は、「本来よりも遅れているけれど」という意味を持つ前置きの表現として以下のように用いることができます。

  • 「遅蒔きながらお詫び申し上げます」
  • 「遅蒔きながらこのとおり返信申し上げます」
  • 「遅蒔きながらご挨拶に伺いました」

 

まとめ

以上、逆接を表す「~ながら」を用いた表現を紹介しました。ケースに応じて文語・口語で使用することができるので、表現に悩んだ時には参考に活用してみてください。

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