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「網羅」の意味と使い方・例文・「把握」「含有」との違いまとめ

投稿日:2017年9月26日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「網羅」(読み方:「もうら」)という言葉は、「~を網羅する」「網羅して~する」といった形でよく用いられています。

ではこの言葉には具体的にどのような意味があるのか、ここでは基本的な意味と使い方、またまれに意味を混同されることがある「把握」「含有」という語と比較して、それぞれの違いを説明していきます。

 

「網羅」の意味と使い方・例文・「把握」「含有」との違い

それでは、以下に「網羅」の意味と使い方、また「把握」「含有」との違いを説明します。

 

意味

まず、「網羅」には「残らず集め収めること」という意味があり、「ある事柄について考えられるすべてのものを集めること」を表します。

ちなみに、「網羅」という語は「魚をとる網」と「鳥をとる羅(あみ)」を表すことからきたものだとされています。

 

使い方・例文

次に、「網羅」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「この本はビジネスで使う敬語表現を網羅している」
  • 「このリストは近代文学のあらゆる作品を網羅して掲載している」
  • 「そのサイトは全国にある大学の偏差値を網羅している」
  • 「この本では現在のルールに即した会計知識を網羅的に解説しています」
なお、「網羅的」は「広範囲にわたること」を表します。

 

 

「把握」「含有」との違い

ここからは、「把握」「含有」という語との違いについて見ていきます。

まず、「把握」には「しっかりと理解すること」といった意味があり、「含有」は「成分などとしてその中に含んでいること」を表します。

そして、これらの語と「網羅」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「把握」:「その規約に書かれている内容を把握する」(その規約に書かれた内容をしっかりと理解する)
  • 「含有」:「この食品はカルシウムを多く含有している」(この食品の成分にはカルシウムが多く含まれている)
  • 「網羅」:「その本は女性向けの資格を網羅して紹介している」(その本では女性向けのあらゆる資格が紹介されている)

つまり、「把握」は「何かを理解すること」、「含有」は「(あるものを成分などとして)その中に含むこと」、「網羅」は「(何かの分野などに関するものを)すべて集めること」を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「網羅」の意味と使い方、「把握」「含有」との違いについてまとめました。

「網羅」は「魚や鳥をとる網(羅)」という意味から「何かを残らず収めること」を表す語となっていますが、それに対して、「把握」は「しっかりと理解すること」、「含有」は「その中に含んでいること」を表します。

上記のように、これらは全く異なる意味を表しているため、たとえば「網羅的に把握する」「その成分を含有する製品を網羅する」といった形で用いることができ、それぞれ適した場面で使い分けることができます。

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