言葉の使い方を中心にブログ運営・フリーランスに関することなど、ライティングの仕事に関わる情報を広く紹介するブログです。

Kotoログ

四字熟語

「明鏡止水」の意味と使い方・例文・「虚心坦懐」との違いまとめ

投稿日:2017年8月9日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「明鏡止水」は「めいきょうしすい」と読み、「明鏡止水の心境」「明鏡止水の境地」などの形で用いられます。

ここでは、この言葉が具体的にどのようなことを表すのか、「明鏡止水」の意味や使い方、またそれと併せて、類義語である「虚心坦懐」という語と比較しながら両者のニュアンスの違いを説明していきます。

 

「明鏡止水」の意味と使い方・例文・「虚心坦懐」との違い

それでは、以下に「明鏡止水」の意味と使い方、また「虚心坦懐」との違いを説明します。

 

意味

「明鏡止水」には、(「明らかな曇のない鏡と静かに澄んだ水」という意から)「邪念がなく、静かに澄んだ心境」という意味があります。

つまり、邪念やわだかまりがなく落ち着いて静かな心の状態を表す語となっています。

 

使い方・例文

この言葉は「邪な感情などがなく落ち着いた静かな心境」を表す場合に、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「さまざまな苦境を乗り越えた末に明鏡止水の境地に達する」
  • 「明鏡止水の心境に達したいと願う」
  • 「明鏡止水の心境で物事を受け止められるようでいたい」
  • 「友人に裏切られるなどショックな出来事が続き当時は取り乱したが、今では邪心も消えて明鏡止水の心境といったところだ」

 

類義語

次に、「明鏡止水」の類義語の一つである「虚心坦懐」という語と比較して、それぞれの語の意味や使い方を見ていきます。

まず、「虚心坦懐」には「心に何のわだかまりもなくさっぱりして平らなさま、そうした心で物事に臨むさま」といった意味があり、悪意や不満などの感情がなくさっぱりしている様子やそうした心で物事に臨むを表します。

そして、この言葉と「明鏡止水」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「虚心坦懐」:「虚心坦懐に話し合う」(わだかまりやこだわりがなく穏やかな状態で相手と話し合う)
  • 「明鏡止水」:「明鏡止水の心境に至る」(邪心がなく晴れやかな心の状態に達する)

上記のように、これらの語は「(わだかまりや邪心などの)余分な感情がない」様子や心境を表しますが、「明鏡止水」はそうした「心の状態を述べる」という使い方をすることに対して、「虚心坦懐」は「わだかまりやこだわりなどのない状態で物事に臨む様子を述べる」といった使い方をするという違いがあります。

 

まとめ

以上、「明鏡止水」の意味と使い方、「虚心坦懐」との違いについてまとめました。

この言葉は「邪な考えがなく静かに落ち着いた心境」を表しますが、類義語とされている「虚心坦懐」は「わだかまりなどがないすっきりとした様子で物事に臨むこと」を表し、たとえば「虚心坦懐に耳を傾ける」「虚心坦懐に考える」などの形で用います。

近い意味ではありますが、それぞれ違った形で用いることに留意しておくと良いかと思います。

-四字熟語

Copyright© Kotoログ , 2019 All Rights Reserved.