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「稀」の意味と使い方・例文・「珍しい」との違いまとめ

投稿日:2017年10月23日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「稀」(読み方:「まれ」)という言葉は、「稀な~」「たぐい稀な~」などの形でよく使われています。

めったにない物事についていう時に使う言葉ですが、具体的にどのような使い方をするのか、また似た意味のある「珍しい」とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「稀」の意味と使い方、また「珍しい」との違いについて説明していきます。

 

「稀」の意味と使い方・例文・「珍しい」との違い

それでは、以下に「稀」の意味と使い方、また「珍しい」との違いを説明します。

 

意味

まず、「稀」には以下の意味があります。

めったにないさま。また、きわめて少ないさま。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「稀」

つまり、「ある物事や出来事がめったにない様子や非常に少ない様子」のことを表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「稀」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「彼は高校生の時に起業したビジネスを大企業にまで育て上げたという類い稀な才能の持ち主だ」
  • 「楽天家で物事をあまり深刻に考えない彼があれほど落ち込むことは稀だ」
  • 「彼のような昔気質の職人は今では稀だろう」
  • 「田舎から上京してきて数年が経つが、その間学生時代の友人に会うことはきわめて稀だった」

ポイント

「稀」は上記のように、めったにない出来事や非常に数少ない存在の物事についていう場合に「~は稀だ」「類い稀な~」といった形で使うことができます。

 

「珍しい」

次に、「稀」と近い意味のある「珍しい」との違いについて見ていきます。

まず、「珍しい」には以下の意味があります。

まれにしかない。稀有(けう)だ。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「珍しい」①

そして、この語と「稀」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「珍しい」:「ショッピングセンターで珍しいデザインのワンピースを見つけたので、つい勢いで買ってしまった」
    (≒「ショッピングセンターで目新しいデザインのワンピースを見つけたので、つい勢いで買ってしまった」)
  • 「稀」:「彼女は16歳で海外の大学に飛び級で留学したという稀に見る天才だ」
    (≒「彼女は16歳で海外の大学に飛び級で留学したという数少ない天才だ」)

ポイント

つまり、

「珍しい」は「見ることがめったいないこと」(目新しい人の関心を引くような物事についていう時に使う)、

「稀」は「何かが起こることやそのものの存在がかなり少ないこと」(単純にそれが存在したり起こったりする回数が少ないことに使う)

を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「稀」の意味と使い方、「珍しい」についてまとめました。

この言葉は「めったにない、非常に少ない様子」をいい、ほどんと見かけることがない物事、めったに起こらない出来事についていう場合に「稀な~」「~は稀だ」などの形で使われています。

また「珍しい」も同じような意味ですが、この場合は初めて見るような新しいもの、人の関心を引くような物事についていう時に使うことができます。

これらの語は、いずれもめったにない物事についていう時に使うことができますが、それぞれ異なるニュアンスがあるので、適度な場面で使い分けることができます。

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