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「枚挙」の意味と使い方・例文・「列挙」との違いまとめ

投稿日:2018年7月27日 更新日:

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「枚挙」(読み方:「まいきょ」)という言葉は、「枚挙に暇(いとま)がない」といった形でよく用いられています。

たとえばいちいち数えていられないほどたくさんある事柄についていう時に使われる言葉ですが、具体的にはどのようなことを表すのか、また近い意味のある「列挙」とはどのような違いがあるのか、中には疑問が浮かぶことがあるかもしれません。

そこで、ここでは、「枚挙」の意味と使い方、「列挙」との違いを説明していきます。

 

「枚挙」の意味と使い方・例文・「列挙」との違い

それでは、以下に「枚挙」の意味と使い方、また「列挙」との違いを説明します。

 

意味

まず、「枚挙」には以下のような意味があります。

一つ一つ数え上げること。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「枚挙」

つまり、「多くのことを一つ一つ取り上げて分かるように示すこと、一つ一つ数えること」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「枚挙」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「優秀な科学者として知られる彼が遺した功績は枚挙に暇がない」
  • 「その辺りの地域では、スリや窃盗などの小さな事件は枚挙に暇がないらしい」
  • 「効率の良い勉強法は何かと聞かれても切りがないのでいちいち枚挙するのは止めておく」
  • 「世の中で謳っている健康法は枚挙に暇がないほどだが、何でも闇雲に取り入れれば健康でいられるというものではない」

「枚挙」は上記のような形で、一般的に「枚挙に暇(いとま)がない」という言い方で用いられており、この場合には「たくさんありすぎて一つ一つ数えきれないこと」をいいます。

 

「列挙」との違い

次に、似た意味のある「列挙」という語との違いについて見ていきます。

まず、「列挙」には以下の意味があります。

一つ一つ並べあげること。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「列挙」

そして、これらの語と「枚挙」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「列挙」:「サービス向上のために、抱えている課題や問題点を列挙し改善案を出していった」(≒「サービス向上のために、抱えている課題や問題点を一つ一つ並べあげ、それに対する改善案を出していった」)
  • 「枚挙」:「ちょっとのアイディアや工夫で売上が増加したという事例を枚挙すれば暇がない」(≒「ちょっとのアイディアや工夫で売上が増加したという事例は枚挙すれば限りがない」「ちょっとのアイディアや工夫で売上が増加したという事例を一つ一つ数え上げていたら切りがない」)

つまり、「列挙」は「一つ一つ数えるようにして並べて言い示すこと」、「枚挙」は「一つ一つ数え上げて示す、取り上げて示すこと」(「枚挙に暇がない」という言い方で「多すぎて一つ一つ数えきれないこと」)を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「枚挙」の意味と使い方、「列挙」との違いについてまとめました。

この言葉は「一つ一つ数え上げること」をいい、何かの例などを一つ一つ数えて示すこと、取り上げていくことをいう場合に「枚挙する」「枚挙して~する」といった形で用いることができますが、一般的に「枚挙に暇がない」という形で使われることが多く、この場合は「多すぎて一つ一つ数えきれないこと」を表します。

そして、たとえばある事柄が数えきれないほどたくさんある、それは挙げていったら切りがない、といったことについていう場合に用いられます。

また、「列挙」は「一つ一つ並べあげること」をいい、ある事柄を数えるようにして並べ立てて言う場合に「~を列挙する」といった形で用いることができます。

これらの語は近い意味でも使い方や意味が微妙に異なるため、適度に使い分けるようにすると良さそうです。

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