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「教示」の意味と使い方・例文・「教授」との違いまとめ

投稿日:2017年4月17日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「教示」(読み方:「きょうじ」)という言葉は、「教示を仰ぐ」「ご教示を賜る」などの形ででよく使われています。

何かのやり方を教えてもらう時によく使う言葉ですが、具体的にはどのような使い方をするのか、また近い意味のある「教授」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「教示」の意味と使い方、また「教授」との違いについて説明します。

 

「教示」の意味と使い方・例文・「教授」との違い

それでは、以下に「教示」の意味と使い方、また「教授」との違いを説明します。

 

意味

まず、「教示」には以下の意味があります。

(キョウシとも)教え示すこと。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「教示」

つまり、「何かの手順などを具体的に教えること」を表す語となっています。

 

使い方

次に、「教示」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「顧客管理システムの使い方についてご教示を仰ぎたく存じます。お忙しいところ恐縮ですが、お手隙の折に30分ほどお時間をいただけましたら幸いです」
  • 「プロの写真家から一眼レフカメラの撮影技術について直接教示を受ける
  • 「新しく導入したシステムの操作方法を担当者に覚えてもらうためマニュアルなどを使って教示する
  • 「上記の点についてご教示を賜りたく何とぞよろしくお願い申し上げます」

ポイント

「教示」は、「ある物事をする手順について具体的に指導をする、指導を受ける」ことについていう場合に、「教示を仰ぐ」「教示を賜る」「教示する」などの形で使うことができます。

 

「教授」との違い

次に、類義語の「教授」との違いについて見ていきます。

まず、「教授」には以下の意味があります。

学術・技芸などを教えること。養護・訓練とならぶ教育上の基本的な活動・作用。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「教授」

そして、この語と「教示」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「教授」:「彼は数十年間その大学で古典文学を教授している」(≒「彼は数十年間その大学で古典文学史の授業を担当している」)
  • 「教示」:「以前講師として勤めていた叔母から訪問着の着付け方について教示を受けた」(≒「以前講師として勤めていた叔母から訪問着の着付け方について指導を受けた」)

ポイント

つまり、

「教授」は「学問や技芸を教育的な活動として教えること」(つまり、学校のように組織として継続的に学問などを教えること)

「教示」は「教え示すこと」(つまり、ある物事のやり方などを具体的に指導すること)

を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「教示」の意味と使い方、「教授」との違いについて説明しました。

この言葉は「教え示すこと」をいい、ある物事のやり方を具体的に人に指導してもらうことについていう場合に「教示を仰ぐ」「教示を賜る」「教示する」といった形で使うことができます。

また「教授」も近い意味がありますが、この場合には「教育的な活動として学問や技芸を教えること」をいい、学校などで何かを教える、教わることについていう場合に「教授する」「教授を受ける」といった形で使います。

これらの語は、どちらも何かを教えたり教わったりすることについていう時に使いますが、ニュアンスが異なるので適度な場面で使い分けることができます。

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