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「恐悦至極」の意味と使い方・例文・「祝着至極」との違いまとめ

投稿日:2018年4月5日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「恐悦至極」(読み方:「きょうえつしごく」)という言葉は、「恐悦至極に存じます」などの形でよく用いられています。

手紙の文章や挨拶の言葉として使われる語ですが、具体的にはどのようなことをいうのか、また近い意味のある「祝着至極」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問が浮かぶこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「恐悦至極」の意味と使い方、また「祝着至極」との違いを説明していきます。

 

「恐悦至極」の意味と使い方・例文・「祝着至極」との違い

それでは、以下に「恐悦至極」の意味と使い方、また「祝着至極」との違いを説明します。

 

意味

まず、「恐悦至極」には以下のような意味があります。

この上ない喜びです、の意の謙譲語。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「恐悦至極」

つまり、「あることがこの上ない喜びであること」をへりくだっていう語(つまり、目上の人に対して敬意を表して表現する語)となっています。

 

使い方・例文

次に、「恐悦至極」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「このたびは、このようなお褒めの言葉に与り恐悦至極に存じます」
  • 「格別なるご恩情を賜り、誠に恐悦至極に存じます」
  • 「多くの方々のご賛同を得てこの会を発足できましたこと、誠に恐悦至極に存じます」
  • 「本日はお招きに与り、恐悦至極に存じます」

 

「祝着至極」との違い

では次に、似た意味を表す「祝着至極」との違いについて見ていきます。

まず、「祝着」には以下の意味があります。

人の幸せや健康を、よろこび祝うこと。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「祝着」

そして、この語と「恐悦至極」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「祝着至極」:「このたびは無事のご出産、祝着至極に存じます」(このたびは無事のご出産、[この上なく喜ばしいことと]心よりお祝い申し上げます)
  • 「恐悦至極」:「本日は遠路はるばる足をお運びいただき、誠に恐縮至極に存じます」(本日は遠路はるばる足をお運びいただきましたこと、この上ない喜びに存じます)

つまり、「祝着至極」は「(他人の幸せや健康に対して)この上なく喜ばしいと思い、祝うこと」、「恐縮至極」は「(目上の人から受けた厚意について)非常に喜ばしく思うこと」を表すというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「恐悦至極」の意味と使い方、「祝着至極」との違いをまとめました。

この言葉は、「この上ない喜び」を表し、目上の人から受けた厚意に対する喜びを伝える場合に用いることができます。

また「祝着至極」も同じように「この上ない喜び」といった意味が含まれますが、この場合には「他人の幸せや健康を喜び祝う」ことを表し、相手の慶事を祝う挨拶文などに用いることができます。

これらの語は、近い意味があってもそれぞれ異なる使い方をするため、意識して使い分けると良さそうです。

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