「厚顔無恥」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

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「厚顔無恥」(読み方:「こうがんむち」)という言葉は、「厚顔無恥な~」などの形でよく用いられています。

といってもこの言葉は日常的に用いられる類の語ではなく、具体的にどのようなことを表すのか、似た意味の語には他にどのようなものがあるのか、疑問に思うこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「厚顔無恥」の意味と使い方、また類義語にあたる語について説明していきます。

 

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「厚顔無恥」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「厚顔無恥」の意味と使い方、また類義語との違いを説明します。

 

意味

まず、「厚顔無恥」には以下のような意味があります。

あつかましく、恥を恥とも思わないこと

出典:精選版 日本国語大辞典

つまり、「他人に対する態度に遠慮がなく度を越していて、恥を知らないこと」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「厚顔無恥」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「いきなり訪ねてきて泊めてほしいとは厚顔無恥にも程がある」
  • 「近頃電車の中で化粧をする厚顔無恥な女性が多い」
  • 「いくら何でも職場にノースリーブに素足で出勤してくるなんて厚顔無恥だ」
  • 「飲食店で持ち込みの食品を食べる厚顔無恥な客に憤りを覚える」

 

類義語

では次に、「厚顔無恥」の類義語について見ていきます。

この言葉と近い意味のある語には、以下のようなものがあります。

 

勝手気儘(かってきまま)

「勝手気儘」は「他人のことを気にかけず思うままに振る舞うこと」を表し、以下のように用いることができます。

  • 「今では勝手気儘な一人暮らしで、だいたい金曜の夜は友人と飲み明かし、土曜日は午後になってから起きるという生活パターンになっている」
  • 「勝手気儘な独身貴族は気楽なものだ」

 

傍若無人(ぼうじゃくぶじん)

「傍若無人」には「人前でも慎み無く自分勝手に振る舞うこと」を表し、以下のような使い方をすることができます。

  • 「電車の中で大声で通話をする傍若無人な学生を尻目に電車を降りた」
  • 「建物の出入口に陣取ってお喋りに花を咲かせる傍若無人な主婦たちの横を通り抜けて外に出る」

 

まとめ

以上、「厚顔無恥」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は「他人に対する態度が度を越えて遠慮がなく、恥を知らないこと」を表し、他人に気を遣うことなく恥知らずな言動をする人について述べる場合に用います。

また近い意味のある言葉には「勝手気儘」「傍若無人」がありますが、「勝手気儘」は他人を気にせずに自分の思ったように振る舞うこと、「傍若無人」は人前でも他人を気にかけない自分勝手な図々しい態度を表します。

それぞれ微妙に異なるニュアンスがあるため、場面に応じて適した使い方をすることができます。