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「誇張」の意味と使い方・例文・「強調」「嘘」との違いまとめ

投稿日:2017年12月2日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「誇張」(読み方:「こちょう」)という言葉は、「誇張して~する」などの形でよく用いられています。

さまざまな場面で用いられる語ではありますが、たとえば近い意味のある「強調」「嘘」といった語とは具体的にどのような違いがあるのか、疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは、「誇張」の意味と使い方、また「強調」「嘘」と比較してそれぞれの違いを説明していきます。

 

「誇張」の意味と使い方・例文・「強調」「嘘」との違い

それでは、以下に「誇張」の意味と使い方、また「強調」「嘘」との違いを説明します。

 

意味

まず、「誇張」には以下のような意味があります。

実際よりも大げさに表現すること。また、その内容。

出典:明鏡国語辞典

つまり、「ある物事の特徴や実績などについて、事実よりも大きいものとして言葉や絵画などの形で表すこと、およびその内容」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「誇張」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「彼はよく自身が経験してきた人生の紆余曲折を誇張して話すきらいがある」
  • 「誇張でも何でもなく、その時の彼にとっては彼女が人生のすべてだった」
  • 「この文章は説明を分かりやすくするために若干誇張が含まれている」
  • 「そのドラマは主人公の人の良さが誇張され過ぎていて現実味がなく、見ていて白けるばかりだった」

 

「強調」「嘘」との違い

では次に、似た意味のある「強調」「嘘」という語との違いについて見ていきます。

まず、「強調」は「ある部分を強く言う、もしくは目立たせること」、「嘘」は「事実ではないこと」を表します。

そして、これらの語と「誇張」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「強調」:「ポイントとなる部分が分かりやすいように下線を引いて強調する」(ポイントとなる部分が分かりやすいように下線を引いて目立たせる)
  • 「嘘」:「彼はその日、母親に塾に行くと言って家を出たが、それは嘘で実際には友達と遊んでいた」(彼はその日、母親に塾に行くと言って家を出たが、それは事実ではなく、実際には友達と遊んでいた)
  • 「誇張」:「実際に管理職や役職に就いたことはないものの、実質的にチームでまとめ役を務めていたことがあったため、面接ではそれを誇張してリーダーをしていたと話してしまった」(実際に管理職や役職に就いたことはないものの、実質的にチームでのまとめ役を務めたことがあったため、面接ではそれを大きく表現してリーダーをしていたと話してしまった)

つまり、「強調」は「その事柄の全体の中で特定の部分を目立たせること」、「嘘」は「実際に起こったことではないことを、それが事実であるかのように伝える言葉」、「誇張」は「ある事柄について事実よりも大げさに表現すること」を表すというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「誇張」の意味と使い方、「強調」「嘘」との違いについてまとめました。

この言葉は、「事実よりも大きく表現すること」を表し、たとえば自慢話や見栄などから、ある事柄を実際よりも大きいものとして話すことについていう場合に用います。

また「強調」は、その事柄全体の中で一部分を目立たせたり、ある部分を強く訴えることをいい、一つのまとまった事柄の中でも特に相手に伝えたいことがあるという場合に用います。

そして、「嘘」は事実ではないこと、つまり、実際に起こったこととは違うことをそれが事実であるかのように伝えて、相手をだますような言葉のことをいいます。

つまり、厳密に考えると誇張表現は嘘だともいえるところがありますが、「見栄を張るために事実であることを大げさに言う」か「相手を騙すために事実でないことをさも事実であるかのように伝える」か、どちらのニュアンスに近いかで使い分けると良いかもしれません。

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