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「固定観念」の意味と使い方・例文・「先入観」「思い込み」との違いまとめ

投稿日:2017年11月13日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「固定観念」(読み方:「こていかんねん」)という言葉は、「固定観念にとらわれる」「固定観念を抱く」などの形でよく用いられています。

比較的多くの場面で用いられる言葉ではありますが、具体的にどのようなことを表しているのか、また「先入観」「思い込み」といった似た意味のある語とどのような違いがあるのか、中には疑問に思うこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「固定観念」の意味と使い方、また「先入観」「思い込み」との違いについて説明していきます。

 

「固定観念」の意味と使い方・例文・「先入観」「思い込み」との違い

それでは、以下に「固定観念」の意味と使い方、また「先入観」「思い込み」との違いを説明します。

 

意味

まず、「固定観念」には、以下のような意味があります。

状況の変化や異なる意見があっても、そう思い込んだまま容易には変わることのない考え

明鏡国語辞典より

つまり、「たとえ状況が変わったり、他人から違った意見を聞いたりしても、それによって簡単に変化したり離れることがなく心に潜んでいる考え」を表します。

 

使い方・例文

次に、「固定観念」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「結婚してすぐに仕事を辞めるというイメージから、女性は一般職に就くものだという固定観念がある」
  • 「未だに家事は女性がするものだという固定観念を抱いている男性は多い」
  • 「食事は一日三食だという固定観念を捨てる」
  • 「働くことは企業に雇われることだといった固定観念にとらわれている人は多い」

 

「先入観」「思い込み」との違い

それでは次に、似た意味のある「先入観」「思い込み」という語との違いについて見ていきます。

まず、「先入観」は「あらかじめ出来上がっている固定的な意識や考え」、「思い込み」は「信じて疑いもしないこと」を表します。

そして、これらの語と「固定観念」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「先入観」:「大柄で人に威圧感を与えるのか、見た目で怖そうな人だという先入観を持たれることが多く困っている」(大柄で人に威圧感を与えるのか、最初から見た目で怖そうな人だという考えを持たれてしまうことが多く困っている)
  • 「思い込み」:「一日三食食べることが体に良いと思い込んでいる人は多い」(一日三食食べることが体に良いと信じて疑わない人は多い)
  • 「固定観念」:「親は子どもに深い愛情を抱くものだという固定観念にとらわれないほうが良い」(親は子どもに深い愛情を抱くものだと思い込んでそれに固執するようなことはしないほうが良い)

つまり、「先入観」は「始めの段階ですでに出来上がっている固定化された意識や考え」、「思い込み」は「ある事柄をそうと信じ込むこと」、「固定観念」は「状況の変化などによって変化せず、それを信じて簡単に譲らない考え」を表すというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「固定観念」の意味と使い方、「先入観」「思い込み」についてまとめました。

この言葉は、「周囲の意見や状況の変化などで簡単に変わることのない潜在した考え」を表し、たとえば長い間習慣化していることや一般に常識的に行われていることなどについて述べる場合に用いられています。

また、「先入観」は物事の最初の過程ですでに出来上がっている考えを表し、その考えが対象となる事柄に対して自由に考えを巡らせることを制限するような場面で用います。

そして、「思い込み」は何かをそうだと信じて疑わないことを表します。

これらの語はそれぞれ異なる場面で用いることができるので、場面に応じて適切に使い分けることができます。

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