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「堪える」の意味と使い方・例文・「応える」との違いまとめ

投稿日:2018年1月27日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「堪える」(読み方:「こたえる」)という言葉は、「~に堪える」「持ち堪える」などの形でよく用いられています。

しかしながら、この言葉は具体的にどのようなことを表していて、同じ読み方をする「応える」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「堪える」の意味と使い方、また「応える」との違いを説明していきます。

 

「堪える」の意味と使い方・例文・「応える」との違い

それでは、以下に「堪える」の意味と使い方、また「応える」との違いを説明します。

 

意味

まず、「堪える」には以下のような意味があります。

困難に耐えて、そのままの状態を保ちつづける。たえしのぶ。こらえる。たえる。

出典:明鏡国語辞典「堪える」

つまり、「辛いことに耐え忍んでその状態を保ち続ける」ことを表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「堪える」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「今日も炎天下の中営業回りだが、この暑さに堪えられるかどうか心配だ」
  • 「仕事を終えた後に飲む一杯は堪えられない」
  • 「これだけの備えがあれば、災害時でも一週間は持ち堪えられるだろう」
  • 「これまでに倒産の危機が幾度か訪れたが、そのたびに何とか踏み堪えて持ち直してきた」
なお、「堪えられない」という形で用いる場合には、「たまらない」「この上なく良い」ことを表します。

 

 

「応える」との違い

では次に、「堪える」と似た意味のある「応える」との違いについて見ていきます。

まず、「応える」には以下の意味があります。

刺激や苦痛がひどく負担になる。

出典:明鏡国語辞典「応える」②

そして、この語と「堪える」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「応える」:「彼は最近ふさぎ込んでいるが、どうやら志望校の受験に失敗したことが応えたようだ」(彼は最近ふさぎ込んでいるが、どうやら志望校の受験に失敗したことがかなり耐え難いようだ)
  • 「堪える」:「医者は今晩が山だと言ったが、彼は何とか持ち堪えて山を越え、その後病状は徐々に回復していった」(医者は今晩が山だと言ったが、彼は何とか状態を保ち続けて山を越え、その後病状は徐々に回復していった)

つまり、「応える」は「(暑さや寒さ、失敗などの)苦痛や刺激となることがひどく重荷になる、辛く感じられる」こと、「堪える」は「困難に耐えてある状態を保ち続ける」ことを表すというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「堪える」の意味と使い方、「応える」との違いについてまとめました。

この言葉は、「困難な状況に耐えてその状態を保ち続ける」ことを表し、「~(暑さなど)に堪える」といった形で用います。

また「応える」という語は「(心身に対する)苦痛や刺激が負担となる」ことを表し、「暑さ(寒さ)が身に応える」といった形でよく用いられています。

同じ読み方をしますが、両者の語は異なることを表しているため、その場面に応じて適当に使い分けると良さそうです。

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