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「姑息」の意味と使い方・例文・「卑怯」との違いまとめ

投稿日:2017年4月19日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です>

「姑息」(読み方:「こそく」)という言葉は、「姑息な手段」などの形でよく用いられています。

日常的に比較的よく使われている語の一つですが、本来とは異なる「卑怯」という意味で誤用されていることが多い語でもあります。

そこで、ここでは「姑息」の意味と使い方、また「卑怯」という語との違いを説明していきます。

 

「姑息」の意味と使い方・例文・「卑怯」との違い

それでは、以下に「姑息」の意味と使い方、「卑怯」との違いを説明します。

 

意味

まず「姑息」には、「一時の間に合わせにすること、その場のがれ」といった意味があり、「物事を根本から解決するのではなく、一時しのぎとして物事を行うこと」を表す語となっています。

 

使い方

次に、「姑息」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「お酒が苦手な彼は仮病という姑息な手段で誘いを断っている」
  • 「病気を根本から治すのではなく症状を軽減するための治療法である対症療法は、姑息的療法とも呼ばれている」
  • 「彼は一夜漬けなどの姑息な勉強の仕方でも常に成績上位を保っている」

 

「卑怯」との違い

上記のように、「姑息」には「一時しのぎ、その場のがれ」という意味がありますが、一般には「卑怯なさま」という意味で認識されていることが多くあります。

この「卑怯」という言葉は、「勇気のないこと、臆病」「不正な方法を使うなどして物事を正々堂々と行わないこと」といった意味があり、たとえば以下のように用います。

  • 「あんな形で友人を裏切るとは卑怯なやつだ」
  • 「ここで逃げ出すと卑怯者だと後ろ指をさされるぞ」
  • 「そんなに卑怯なことまでして勝ってうれしいのか?」

基本的に「姑息」は悪い意味の言葉ではありませんが、上記のように「卑怯」という言葉は印象の良い言葉ではありません。

つまり、「姑息(一時しのぎ)」であることは、場合によって「卑怯」ともいえるケースもあるかもしれませんが、それでも必ずしも「正々堂々としない、ずるい行為」とはイコールにはならないため、「姑息」という言葉を「卑怯」と同じように用いてしまうと本来もつ意味のニュアンスとは異なることに留意しておく必要があります。

 

まとめ

以上、「姑息」の意味と使い方について説明しました。

この言葉に対してあまり良くないイメージを抱いている人が多いかもしれませんが、実際には「卑怯」とはほとんど違う意味で使い方も異なるため、用いる場面によっては使い方に注意が必要です。

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