言葉の使い方を中心にブログ運営・フリーランスに関することなど、ライティングの仕事に関わる情報を広く紹介するブログです。

Kotoログ

言葉遣い・敬語

「奇をてらう」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

投稿日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「奇をてらう(奇を衒う)」(読み方:「きをてらう」)という言葉は、「奇をてらって~する」などの形でよく用いられています。

しかしながら、この言葉が具体的にどのようなことを表すのか、また近い意味の語には他にどのようなものがあるのか、中には疑問を抱くこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「奇をてらう」の意味と使い方、また類義語にあたる言葉について説明していきます。

 

「奇をてらう」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「奇をてらう」の意味と使い方、また類義語について説明します。

 

意味

まず、「奇をてらう」には以下のような意味があります。

わざと変わった事をして、他人の注意をひきつけようとする。

出典:精選版 日本国語大辞典「奇を衒う」

つまり、「故意に変わった言動をして他人からの注意を引こうとすること」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「奇をてらう」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「彼はお見合いパーティーで奇をてらった振る舞いをすることで女性たちの注目を集めようとした」
  • 「彼は人に注目されることが好きで何かにつけて奇をてらったことをする」
  • 「彼女は合コンに着物を来て行ったらしいが、いかにも奇をてらったように思われて男性陣には好評ではなかったようだ」
  • 「彼は一緒にお昼を食べに行くと、奇をてらってかたいてい激辛ラーメンのような人と違ったメニューを注文しては得意そうにしている」

 

類義語

次に、「奇をてらった」の類義語について見ていきます。

この言葉と似た意味のある語には、以下のようなものが挙げられます。

 

奇抜(きばつ)

まず、「奇抜」には以下の意味があります。

思いも及ばないほどすぐれていること。また、人の意表をつくほど風変わりなこと。

出典:明鏡国語辞典「奇抜」

つまり、「意外なほどに普通とは異なること」を表し、以下のように用いることができます。

  • 「ファッションショーの映像に登場する常軌を逸する奇抜なデザインの服を見て唖然とする」
  • 「最近は奇抜な味のお菓子やカップ麺がたくさん発売されているが、王道的なものが一番良いと思う」

 

突飛(とっぴ)

次に、「突飛」には以下の意味があります。

ふつうでは考えられないほど変わっているさま。きわめて風変わりなさま。

出典:明鏡国語辞典「突飛」

つまり、「一般に考えられないほど、はなはだしく普通とは違っている様子」を表し、以下のように用いられます。

  • 「彼は直属の上司では話にはならないと思ったのか、社長に直談判するという突飛な行動に出た」
  • 「その時の彼は一目惚れした彼女にいきなりプロポーズをするという突飛な行動に出かねなかった」

 

まとめ

以上、「奇をてらう」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は、「普通とは異なることを見せびらかす」、つまり「わざと変わったことをして他人からの注意を引くこと」を表し「奇をてらって~する」といった形で用いられています。

そして、類義語には「奇抜」「突飛」といった語がありますが、これらは「一般には考えられないほどに普通とは異なっていること」をいい、たとえば、前者は服装や行動などが普通とは違ってそれに周囲が驚かされる様子、後者は手順や段階を飛ばして何かを行うような常識から外れた行動について述べる場合などに用いられます。

それぞれニュアンスが異なるため、その場面に応じて適度な語を選んで使い分けることができます。

-言葉遣い・敬語

Copyright© Kotoログ , 2019 All Rights Reserved.