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「希代」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

投稿日:2018年11月29日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です>

「希代」(読み方:「きたい」)という言葉は、「希代の~」などの形でよく使われています。

稀にみる優れた人物についていう時によく使う言葉ですが、具体的にはどのような使い方をするのか、また他に近い意味の語にはどのようなものがあるのか、中には疑問が浮かぶこともあるかもしれません。

そこで、ここでは、「希代」の意味と使い方、類義語について説明していきます。

 

「希代」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「希代」の意味と使い方、また類義語について説明します。

 

意味

まず、「希代」には以下のような意味があります。

きわめてまれなこと。きだい。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「希代」

つまり、「ある物事の存在が非常に数少ないこと」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「希代」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 希代のカリスマ、スティーブ・ジョブズ氏の生涯を記した伝記は世界的なベストセラーとなった」
  • 「岩崎弥太郎は、土佐藩の下級武士から身を起こし三菱財閥を築いた希代の実業家だ」
  • 「黒田官兵衛は中国大返しの成功や山崎の戦いの勝利に貢献し、秀吉の天下統一において大きな役割を果たした希代の軍師だ」
  • 希代の軍師として名高い竹中半兵衛は多くの戦を勝利に導き秀吉の出世を支えた名参謀だ」

ポイント

「希代」は、上記のようにめったにない、数少ない存在の優れた人物についていう場合などに「希代の~」という形で使うことができます。

 

類義語

次に、「希代」の類義語について見ていきます。

まず、この言葉と似た意味のある語には以下のようなものがあります。

稀有(けう)・前代未聞(ぜんだいみもん)・稀有(たぐいまれ)

そして、稀に見る物事やめったにないことについていう場合に、これらの語を使って以下のような言い方をすることが可能です。

  1. 「その日発生した地震は震度7を記録する稀有なもので、揺れが治まった後も交通機関は軒並み運行停止となっていた」
    (≒「その日発生したのは震度7を記録するめったに起こらない大地震で、揺れが治まった後も交通機関は軒並み運行停止となっていた」)
  2. 「その日のニュースでは猫などの動物が乱入して試合が中止になるという前代未聞の珍事を扱っていた」
    (≒「その日のニュースでは猫などの動物が乱入して試合が中止になるという今までに聞いたことがないような珍事を扱っていた」)
  3. 「わずか2歳でヴァイオリンを始め11歳でプロデビューを果たしたという彼は類稀な才能の持ち主だ」
    (≒「わずか2歳でヴァイオリンを始め11歳でプロデビューを果たしたという彼は、極めて稀な才能の持ち主だ」)

ポイント

「希代」と近い意味の言葉には、「稀有」「前代未聞」「類稀」といったものがあります。

これらの語は、

①「稀有」は「めったにはない珍しいこと」、

②「前代未聞」は「これまでに聞いたことがないような珍しいこと」、

③「類稀」は「めったにないこと」(ある物事の性質が非常に優れているなどの場合に使う)

についていう場合に使うことができます。

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まとめ

以上、「希代」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は「非常に稀なこと」をいい、数少ない優れた人物などについていう場合に「希代の~」という形で使われています。

また近い意味の言葉には、「稀有」「前代未聞」「類稀な」といったものがあり、めったにはない珍しい物事、今までに聞いたことがないような変わった出来事、めったにない優れたことなどにについていう場合に使うことができます。

これらの語はいずれもほとんど起こらない、他に例を見ないようなことについていう場合に使うことができますが、それぞれニュアンスが異なるので、適度に使い分けることが可能です。

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