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「器量」の意味と使い方・例文・「度量」との違いまとめ

投稿日:2017年12月1日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「器量」(読み方:「きりょう」)という言葉は、「器量好し」「~の器量がある」などの形でよく用いられています。

ただしこの言葉には複数の意味があり、上記以外にもさまざまな使い方が可能なため、どのような場面でどのような使い方ができるのか、また近い意味のある「度量」という語とはどのような違いがあるのか、疑問が浮かぶことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「器量」の意味と使い方、また「度量」との違いを説明していきます。

 

「器量」の意味と使い方・例文・「度量」との違い

それでは、以下に「器量」の意味と使い方、また「度量」との違いを説明します。

 

意味

まず、「器量」には以下のような意味があります。

  1. 物事をやりとげるだけの才能、能力、力量。
  2. ある物事に巧みなこと。また、その人。上手。名人。
  3. 主として女性や若い男の顔かたち。容姿。また、それらの優れているさま。ものの姿形についていうこともある。
  4. 面目。

出典:精選版 日本国語大辞典

この言葉は、上記4つの意味の中でも主に1・3・4の意味で用いられ、「組織などにおけるある立場や役目にふさわしい能力」「女性の顔立ち」「その人(主に男性)が世間から受ける評価」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「器量」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「仲間内でも彼の奥さんは器量好しとして有名だ」
  • 「器量は十人並みだが、彼女は愛想が良く男性社員たちから好かれている」
  • 「彼は人の上に立つ器量が欠けていると家業を継ぐことをためらっている」
  • 「彼はそのプロジェクトで手腕を発揮して器量を上げた」

 

「度量」との違い

では次に、似た意味のある「度量」という語との違いについて見ていきます。

まず、「度量」には「心の広さ」といった意味があります。

そして、この語と「器量」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「度量」:「彼は面倒見が良いだけでなく、部下の失敗をうまくフォローするなど度量が大きく部下から慕われている」(彼は面倒見が良いだけでなく、部下の失敗をうまくフォローするなど寛容さがあり部下から慕われている)
  • 「器量」:「彼は経営者としての器量を備えている」(彼は経営者としてふさわしい能力を備えている)

つまり、「度量」は「他人を受け入れることができる心の広さ(寛容さ)」、「器量」は「その立場に値する能力」を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「器量」の意味と使い方、「度量」との違いについてまとめました。

この言葉には複数の意味がありますが、その中でも、主に「女性の容貌」「その役割などにふさわしい能力」「その人に対する世間からの評価」を表し、たとえば美しい女性に対して「器量好し」「器量負け」(顔立ちが良すぎて逆に結婚の機会がないこと)、世間からの評価を上げたもしくは下がった男性に対して「器量を上げる」「器量を下げる」などの形で用いることができます。

それに対して、「度量」は「人のことを受け入れる心の広さ」を表し、他人への寛容さがある人について述べる場合に「度量が大きい」「度量の広い人」などの形で用います。

これらの語はそれぞれ違った場面で用いることができるので、ケースに応じて使い分けることができます。

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