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「見識」の意味と使い方・「見解」「見聞」との違いまとめ

投稿日:2017年10月20日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「見識」(読み方:「けんしき」)という言葉は、「見識がある」「見識のある人」などの形でよく用いられています。

といっても日常的に頻繁に用いる語ではなく、この言葉には具体的にどのような意味があるのか、また「識見」「見聞」といった近い意味のある語とはどのような違いがあるのか、疑問を抱くこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「見識」の意味と使い方、また「見解」「見聞」と比較しながらそれぞれの違いを説明していきます。

 

「見識」の意味と使い方・例文・「見解」「見聞」との違い

それでは、以下に「見識」の意味と使い方、また「見解」「見聞」との違いを説明します。

 

意味

まず、「見識」には「本質を見通す判断力、ある物事についてのしっかりした考え」といった意味があり、「何らかの物事についての優れた判断力やそれに基づいた確かな意見」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「見識」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「高い見識を備えた人物を会長に選ぶ」
  • 「彼は知識と見識を備えており、リーダーとしての資質がある」
  • 「高い見識や専門性のある者を取締役として選任する」
  • 「彼は骨董に関する高い見識を持っている」

 

「見解」「見聞」との違い

では次に、似た意味を表す「見解」「見聞」という語との違いについて見ていきます。

まず、「見解」には「物事に対する見方、考え方や意見」、「見聞」は「見たり聞いたりすること、そこから得た知識や経験」といった意味があります。

そして、これらの語と「見識」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「見解」:「この食品の健康への影響については専門家の見解が分かれている」(この食品の健康への影響については専門家の意見が分かれている)
  • 「見聞」:「世界各国を旅して見聞を広げる」(世界各国を旅しながら、実際に見聞きすることで得られる知識や経験を増やす)
  • 「見識」:「税理士には広い知識や見識が求められている」(税理士には広い知識、優れた判断力やしっかりとした意見を持っていることが求められている)

つまり、「見解」は「公の問題についての考えや意見」、「見聞」は「見聞きして得た知識や経験」、「見識」は「ある物事の根本の性質を見通して正しく認識する能力や、それを根拠にしたしっかりとした考え」を表すというニュアンスの違いがあります。

【参考記事】
「見解」の意味と使い方・例文・「意見」「見方」との違いまとめ
「知見」の意味と使い方・例文・「経験」「知識」との違いまとめ

 

まとめ

以上、「見識」の意味と使い方、「見解」「見聞」との違いについてまとめました。

この言葉は、単なる知識や意見といったものではなく、専門的な職業やリーダー的な立場の人などが必要とするような、優れた判断力やそれに基づくしっかりとした考えを表します。

それに対して、「見解」は公の問題に対しての意見や考え、「見聞」は実際に見聞きして得た知識や経験を表し、それぞれニュアンスが異なるため意識して使い分けるようにする必要があります。

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