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「捲土重来」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

投稿日:2018年2月5日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「捲土重来」(読み方:「けんどちょうらい」)という言葉は、「捲土重来を期する」などの形でよく用いられています。

しかしながら、この言葉が具体的にどのようなことを表すのか、もしくは他に似た意味のある語にはどのようなものがあるのか、中には疑問が浮かぶこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「捲土重来」の意味と使い方、また類義語にあたる語について説明していきます。

 

「捲土重来」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「捲土重来」の意味と使い方、また類義語について説明します。

 

意味

まず、「捲土重来」には以下のような意味があります。

一度失敗した者が、再び勢いを盛り返して来ること。一度負けた者が勢力を盛り返して攻め寄せること。

出典:精選版 日本国語大辞典「捲土重来」

つまり、「一度失敗した人がを再び勢いを得てやって来ること、また一度負けた人が勢力を回復して攻めて近くまで迫ってくること」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「捲土重来」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「そのチームは主力選手の負傷などで昨年は予選敗退を喫したが、捲土重来、今期は万全な状態にチームを立て直し初戦に挑んだ」
  • 「これまでの努力むなしく不合格という結果になったが、来年の試験に捲土重来を期して落ち込むのはやめることにした」
  • 「その企業は競合会社に業界トップのシェアを奪われ低迷していたが、他社との差別化を図る独自の新サービスを展開し捲土重来を果たした」
  • 「前回のプレゼンでは厳しい指摘を受け失敗に終わったため、次の機会に捲土重来を期して努力を重ねる」

 

類義語

では次に、「捲土重来」の類義語について見ていきます。

この言葉と似た意味のある語には、以下のようなものがあります。

 

起死回生(きしかいせい)

まず、「起死回生」には以下の意味があります。

絶望的な状態にある物事を立て直すこと。

出典:明鏡国語辞典「起死回生」

つまり、対処が難しい状態になった物事を以前のように良い状態に直すことを表し、以下のように用いることができます。

  • 「需要低迷による倒産の危機を脱するため、起死回生の策を講じる」

【参考記事】
「一陽来復」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

 

汚名返上(おめいへんじょう)

次に、「汚名返上」には以下の意味があります。

以前の失敗などで受けた不名誉な評判を、勲章を挙げて打ち消すこと。

出典:広辞苑「汚名返上」

つまり、「過去の失敗などで傷ついた評判を手柄を立てて打ち消すこと」を表し、以下のように用いることができます。

  • 「その学校のサッカー部は今季全国出場を果たし、昨年の予選敗退による汚名返上を果たした」
  • 「その店は人手不足でサービスの質が低下し評判を落としたため、汚名返上に向け、スタッフを入れ替えしっかりとした研修を施し、サービスの質の確保に細心の注意を払った」

 

まとめ

以上、「捲土重来」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は「一度失敗した人が再び勢いを得てやってくること」を表し、失敗の後に力を備えて巻き返しを図る、再びそのことに挑戦することを決心することについて述べる場合に、「捲土重来を果たす」「捲土重来を期する」といった形で用いられています。

また近い意味の語には「起死回生」「汚名返上」といったものが挙げられ、この場合には「望みのない状況を立て直すこと」「失敗などによって受けた不名誉を打ち消すこと」を表します。

これらは失敗などで一旦状況が悪くなったことに対して、そのままに甘んじるのではなく、「再び活力を得て挑戦する」「状況を立て直す」「手柄を立てて不名誉を打ち消す」ことをいい、それぞれ異なるニュアンスがあるため、状況に応じて使い分けることができます。

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