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「鶏口牛後」の意味と使い方・例文・類義語・対義語まとめ

投稿日:2017年11月27日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「鶏口牛後」(読み方:「けいこうぎゅうご」)という故事がもとになってできた四字熟語があります。

この言葉は日常的に用いる類の語ではなく、たとえば具体的にどのようなことを表すのか、また近い意味、反対の意味の語にはどのようなものがあるのか、中には疑問に思うこともあるかもしれません。

そこで、ここでは、「鶏口牛後」の意味と使い方、また類義語・対義語にあたる言葉について説明していきます。

 

「鶏口牛後」の意味と使い方・例文・類義語・対義語

それでは、以下に「鶏口牛後」の意味と使い方、また類義語との違いを説明します。

 

意味

まず、「鶏口牛後」は中国の故事をもとにした「鶏口となるも牛後となるなかれ」ということわざから来た語で、以下のような意味があります。

大きな団体や組織の中で使われるよりも、小さな団体や組織の長となるほうが良い

明鏡国語辞典より

つまり、「大きな組織に雇われて仕事をさせられるよりも、小さな組織の上に立って統率する立場になるほうが良い」ことを表す語となっています。

ちなみに「鶏口牛後」の「鶏口」は「小さな団体の長」、「牛後」は「強い人の配下につく人」を例えていう語となります。

 

 

使い方・例文

次に、「鶏口牛後」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「鶏口牛後を選び、大企業からベンチャー企業に転職する」
  • 「鶏口牛後とはいうが、鶏口と牛後どちらが良いのかは働き方やライフスタイルにも依るだろう」
  • 「大企業に勤めるも思うように出世が望めず、鶏口牛後の精神で独立する」
  • 「彼は大企業の平社員にやり甲斐を見出だせず、鶏口牛後で中小企業に転職したが、今では複数の仕事を兼任するようになり仕事が楽しいと言っていた」

 

類義語

次に、「鶏口牛後」の類義語について見ていきます。

この言葉と同じような意味がある語には、「鯛の尾より鰯の頭」(たいのおよりいわしのかしら)が挙げられます。

この言葉には、「鶏口牛後」と同じように「大きな組織で人に付き従うよりも、小さい団体で頭となるほうが良いこと」を表す語となり、以下のように用いることができます。

  • 「大企業の出世コースから外れ、鯛の尾より鰯の頭と思い転職を決意する」
  • 「名の知れた大企業でのルーティーンワークに疑問を覚え中小企業に転職した。今では責任ある仕事を任されるようになり、大企業にはなかった充実感を得られるようになったが、鯛の尾より鰯の頭とはこういうことをいうのだろうか」

 

対義語

「鶏口牛後」の対義語には、「寄らば大樹の陰」(よらばたいじゅのかげ)があります。

この言葉は、(雨宿りには大きな樹の下のほうが濡れずに済むことから)「頼るならば力のある者のほうが良いこと」を表し、以下のように用いることができます。

  • 「寄らば大樹の陰と思い、安定感があり福利厚生の充実した大企業に入った」

 

まとめ

以上、「鶏口牛後」の意味と使い方、類義語・対義語についてまとめました。

この言葉は「大きな組織の末端よりも小さな組織の長となるほうが良い」ことを表します。

同じような意味の語としては「鯛の尾より鰯の頭」があり、この語も「鶏口牛後」と同じような使い方をすることができます。

また、逆の意味を表す語としては「寄らば大樹の陰」が挙げられ、頼るならば力のあるものが良いことを表します。

これらの語は、たとえば大企業と中小企業などで働くことを比較してそれぞれの良いところを強調したい場合などに用いると良いかもしれません。

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