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「割愛」の意味と使い方・例文・「省略」との違いまとめ

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「割愛」(読み方:「かつあい」)という言葉は、「~を割愛する」といった形で、講義や説明文書などでよく用いられています。

これと言って意味の分かりづらい語ではありませんが、似た意味のある「省略」という語とどのような違いがあるのか疑問に思うことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「割愛」の基本的な意味と使い方と併せて、「省略」と比較しながらそれぞれの違いについて説明していきます。

 

「割愛」の意味と使い方・例文・「省略」との違い

それでは、以下に「割愛」の意味と使い方、また「省略」との違いを説明します。

 

意味

「割愛」はもともと仏教用語で「愛着の気持ちを断ち切ること」という意味がありますが、それに加えて「惜しいと思いながらも省略したり手放すこと、相手に贈ること」といった意味があります。

つまり、「必要だと感じていながらも、やむを得ずに何かを省くこと」また「惜しみながらも何かを放棄する、手放すこと」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「割愛」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、「何らかの制限や都合のために仕方なく何かを省く」ことを表す場面において、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「掲載を見送ったものもレベルの高い作品ばかりだったが、紙面の都合上割愛せざるを得なかった」
  • 「初めてのヨーロッパ旅行で行きたいところはたくさんあったにもかかわらず、日程の都合でほとんどを割愛することになった」
  • 「時間が限られていますので、これについての細かい説明は割愛させていただきます」
  • 「彼は異動の希望を出しているが、我々としては割愛できない」
  • 「コンテンツマーケティングの詳細についてはここでは割愛し、コンテンツSEOに焦点を絞ることにします」

 

「省略」との違い

ここからは「省略」と同じように「何かを省くこと」を表す「省略」との違いについて見ていきます。

まず「省略」には、「省くこと、省いて簡単にすること、簡単にするために一部分を略して省くこと」といった意味があり、「簡単にするために物事の一部を省くこと」を表します。

つまり「割愛」と「省略」の違いとしては、「仕方なく省く」かそれとも「分かりやすくするために省く」かということがいえます。

また、この両者の使い方を例文で比較してみると以下のようになります。

  • 「省略」:「この部分はこの記事の主旨とは関連性が低い。逆に読者が混乱することになるので省略しても良いだろう」(記事全体の内容を簡単にするために一部分を省く)
  • 「割愛」:「文字数が限られているので、この部分は割愛することにします」(文字数の都合でやむを得ず一部分を省く)

 

まとめ

以上、「割愛」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は一般に「不要な部分を省く」といった意味で用いられることもあるようですが、「時間などの都合で仕方なく何かを省略する」ことを表します。

また「省略」は「割愛」と意味が似ていますが、「何かを分かりやすくするために省く」ことを表し、両者には明確な違いがあります。そのため、その時の場面の状況によってこれらの語を適当に使い分けることができます。

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