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「傍ら」の意味と使い方・例文・「そば」「がてら」との違いまとめ

投稿日:2017年10月16日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「傍ら」という言葉は、「~する傍ら」「~の傍らで」などの形でよく用いられています。

この言葉には「距離的な近さ」や「何かをしながら」といった複数の意味がありますが、具体的にどのよう場面で用いることができるのか、また似た意味のある「そば」「がてら」という語とはどのような違いがあるのか、疑問に思うことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「傍ら」の意味と使い方、また「そば」「がてら」と比較してそれぞれの違いを説明していきます。

 

「傍ら」の意味と使い方・例文・「そば」「がてら」との違い

それでは、以下に「傍ら」の意味と使い方、また「そば」「がてら」との違いを説明します。

 

意味

まず、「傍ら」には以下のような意味があります。

  1. 「すぐ近く」
  2. 「端に寄ったところ」
  3. 「~しながら、~する一方で」

(明鏡国語辞典より)

つまり、「何かの物事のすぐ近く(前後ではなく左右、つまり横にあるものに対していう)」「(道などの)外側へ寄ったところ」「何かと並行して」といったことを表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「傍ら」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「仕事の傍ら資格取得のための勉強をする」
  • 「通勤途中で具合が悪くなり、道の傍らでしばし休む」
  • 「傍らの部下に話しかける」
  • 「帰宅途中の道で旧友を見かけたが、彼はこちらには気付かないまま傍らを通り過ぎた」

 

「そば」「がてら」との違い

次に、似た意味を表す「そば」(漢字では「側」、また「傍」とも書く)、「がてら」という語との違いについて見ていきます。

まず、「側」には「すぐ近く」、「がてら」は「何かをするついでに」を表します。

これらの語と「傍ら」の使い方を比較すると、以下のようになります。

  • 「そば」:「歩いている途中で突然倒れた彼女のそばへ駆け寄った」(歩いている途中で突然倒れた彼女のすぐ近くに駆け寄った)
  • 「がてら」:「散歩がてら新しくできたカフェでコーヒーを飲む」(散歩をするついでに新しくできたカフェでコーヒーを飲む)
  • 「傍ら」:「その料亭は母屋の傍らに日本庭園を眺められる離れ座敷がある」(その料亭は母屋のすぐ横に日本庭園を眺められる離れ座敷がある)、「仕事の傍ら転職活動をする」(仕事の合間に転職活動をする)

つまり、「そば」は「左右に関係なく何かのすぐ近く」を表し、「傍ら」は「左右に近いこと」を表します。

また「がてら」は「ある事をするついでに他の何かをする」ことを表しますが、「傍ら」は「何かの事柄と並行して他のことを行う」というニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「傍ら」の意味と使い方、「そば」「がてら」との違いについてまとめました。

この言葉は、主に「すぐ近く(横側)」「(何かを)しながら」を表します。

また「そば」という語は「傍ら」と同じように左右に位置する場合を含み、何かに距離的に近いことを表します。

そして、「がてら」は「ある物事をする機会を利用して別のことを行う」ことを表し、「傍ら」とはニュアンスに違いがあるため、それらの点を意識してそれぞれの語を使い分けることができます。

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