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「泡沫」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

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<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「泡沫」(読み方:「うたかた」)という言葉は、「泡沫の恋」などの形でよく用いられています。

さまざまな場面で使われている語ではありますが、具体的にはどのようなことを表しているのか、また他に似た意味のある語にはどのようなものがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「泡沫」の意味と使い方、類義語にあたる言葉について説明していきます。

 

「泡沫」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「泡沫」の意味と使い方、また類義語について説明します。

 

意味

まず、「泡沫」には以下のような意味があります。

水の上に浮かぶ泡(あわ)。多く、はかなく消えやすいことのたとえに使う。みなわ。

出典:広辞苑「泡沫」

つまり、「水の上に浮かぶ泡」のことや「消えやすく長続きしない束の間のもの」を例えていう語となっています。

 

使い方・例文

次に、「泡沫」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「それはまさに泡沫のように束の間に消えた短い恋だったが、その時の思い出は今でも色褪せることなく胸に残っている」
  • 「心が弾む彼との楽しい時間は、ほんのささいなきっかけがもとで泡沫のようにあっけなく消えていった」
  • 「当時の私は、泡沫の恋で終わった彼への未練をなかなか断ち切れずにいた」
  • 「彼のその奇抜な事業計画には周囲の誰もが泡沫の夢で終わることを予想したが、いざ蓋を開けてみると事業は順調に業績を伸ばしていた」

 

類義語

では次に、「泡沫」の類義語について見ていきます。

この言葉と似た意味を表す語には、以下のようなものが挙げられます。

 

儚い(はかない)

まず、「儚い」には以下の意味があります。

もろくて長続きしないさま。つかの間に消えていくさま。

出典:明鏡国語辞典「儚い・〈果敢〉無い」①

つまり、「壊れやすく長続きしない様子、簡単に消えていく様子」を表し、以下のように用いることができます。

  • 「若すぎる友人の死に直面し人の命の儚さを感じる」
  • 「人生とは限りある儚いものだから、あくまでも目的意識を持って生きることが大切だ」

 

仮初(かりそめ)

次に、「仮初」には以下の意味があります。

一時的なこと。

出典:明鏡国語辞典「仮初」①

つまり、「その場限りであること」を表し、以下のように用います。

  • 「仮初の恋にうつつを抜かして本分を疎かにするとは何たる体たらくだ」
  • 「これはあくまでも仮初の住居で本居は別にある」

 

 

まとめ

以上、「泡沫」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は「水に浮かぶ泡」や「儚いものの例え」のことをいいますが、主に後者の意味で用いられ、「泡沫の恋」「泡沫の夢」などの形で用いられています。

また、近い意味のある語には「儚い」「仮初」があり、「儚い」は「長続きしない様子やあっけなく消えてしまう様子」、そして「仮初」は「しばらくの間、その場限りのこと」をいい、取り立ててそれ自体に重要性がないようなもの(たとえばその場限りの偽物の恋など)についていう場合に用います。

それぞれ意味や使い方にニュアンスの違いがあるため、適度な場面で使い分けることができます。

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