言葉の使い方を中心にブログ運営・フリーランスに関することなど、ライティングの仕事に関わる情報を広く紹介するブログです。

Kotoログ

言葉・単語の意味

「鑑みる」の意味と使い方・例文・「踏まえる」との違いまとめ

投稿日:2017年6月16日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「鑑みる」(読み方:「かんがみる」)という言葉は、「~に鑑みて」「~に鑑みるに」などの形で用いられています。

日常的に頻用する語ではありませんが、具体的にこの言葉はどのようなことを表すのか、また同じような使い方をする「踏まえる」とどのような違いがあるのか、ここでは「鑑みる」の基本的な意味と使い方、また「踏まえる」と比較しながらそれぞれの違いを説明していきます。

 

「鑑みる」の意味と使い方・「踏まえる」との違い

それでは、以下に「鑑みる」の意味と使い方、また「踏まえる」との違いを説明します。

 

意味・使い方・例文

まず「鑑みる」(読み方「かんがみる」)には、「手本や先例に照らして考える、他と比べてあわせて考える」といった意味があり、主に以下のような形で用いることができます。

  • 「過去の事例に鑑みて、この時期に大規模なセールを実施すると売上げアップが期待できそうだ」
  • 「前回の失敗に鑑みて、かなり余裕を持ったスケジュールを組むことにした」
  • 「過去の実績に鑑みて、広告宣伝費にかける割合はもっと抑えたほうが良いだろう」
  • 「他社の事例に鑑みるに、この製品を1万円前後の価格帯で販売したのでは消費者は納得しないだろう」
なお、「鑑みる」は「前例などに照らし合わせて考える」ということから、「~を鑑みて」ではなく「~に鑑みて」という使い方をすることに注意が必要です。

 

「踏まえる」との違い

次に、「鑑みる」と意味の上で比較されることが多い、「踏まえる」という語との違いについて見ていきます。

まず「踏まえる」には、「ある物事を判断や考え方の拠り所にする、根拠にする」という意味があり、「経験を踏まえて助言をする」などの使い方をします。

言い換えると、「鑑みる」が「先例などに照らし合わせて(比較参照して)物事を考える」ことに対して、「踏まえる」は「何らかの物事をもと(基準)にして判断する」という違いがあります。

たとえば、「市場競争による収益低下の可能性を踏まえて業績予想値を修正する」という場合には、「今後市場競争により収益低下が予測されることを根拠に業績予想値の修正を加える」ということになりますが、「最近の動向に鑑みて業績予想値を修正する」とすると、「元の予想値に最近の動向を照らし合わせて予想値に修正を加える」ということを表します。

 

まとめ

以上、「鑑みる」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は「他と比べ合わせて何かを考える」ことを表し、何かの判断をする場合などに用いることができます。

また「踏まえる」という語も近い使い方をすることが可能ですが、考えや判断をする根拠となることを表す場合に用いるという部分で異なるため、意識して両者を使い分けるようにすると良さそうです。

-言葉・単語の意味

Copyright© Kotoログ , 2019 All Rights Reserved.