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「佳境」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

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<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「佳境」(読み方:「かきょう」)という言葉は、「佳境に入る」などの形でよく用いられています。

ただし、この言葉は本来とは異なる意味で誤用されていることが多くあります。

それではどのような使い方をするのが適切なのか、また似た意味を表す語には他にどのようなものがあるのか、ここでは「佳境」の意味と使い方、また類義語にあたる言葉について説明していきます。

 

「佳境」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「佳境」の意味と使い方、また類義語について説明します。

 

意味

まず、「佳境」には「景色の素晴らしい場所」「面白いところ」という意味があり、「景色の良い場所」や「小説・話などの面白い場面」を表す語となっています。

しかしながら、実際のところ、この言葉は「作業が佳境に入る」「案件が佳境に入る」など、「ある状況の最盛期」という意味で用いられることが多くあります。

話が通じる場合にはその使い方をしても問題ないと思われますが、本来は「小説など話の面白いところ、興味深いところ」を表すものであり、上記のような使い方は誤用になるため注意が必要です。

 

使い方・例文

次に、「佳境」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「その辺りの場所は佳境に富んでいる」
  • 「彼の話はいよいよ佳境を迎え、大げさな身振り手振りを交えながら話していた」
  • 「物語はいよいよ佳境に入り、そのまま夢中になって一気に読み進めた」
  • 「物語がいよいよ佳境に入ろうというその時に電話が鳴り興ざめする」

 

類義語

それでは、次に「佳境」の類義語について見ていきます。

「佳境」と近い意味のある語には、以下のようなものが挙げられます。

 

山場

「山場」には「物事の最も重要な場面」という意味があり、以下のように用いることができます。

  • 「いよいよ最終面接まで進み、就職活動は山場を迎えた」
  • 「難航しがちな退職交渉は転職活動における山場の一つだ」

 

クライマックス

「クライマックス」には「興奮や緊張が最も高まった状態」という意味があり、以下のように使用することができます。

  • 「楽曲の後半にはパイプオルガンの演奏が加わり壮大なクライマックスに達した」
  • 「その映画のクライマックスとなるシーンは胸に迫るものがあった」

 

まとめ

以上、「佳境」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は「景色の良いところ」「話などの面白いところ」という意味があります。

後者の意味で用いられることがほとんどですが、実際にはニュアンスの異なる「物事の最盛期」という意味で使用されていることが多くあります。

ただしこの使い方は誤用にあたるため、用いる場面によっては注意が必要です。

その時に応じて「山場」などの似た意味のある語を使って、適した形で言い換えるようにすると良いかと思います。

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