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言葉遣い・敬語

「各位」の意味とビジネス文書・メールにおいての使い方まとめ

投稿日:2017年5月25日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「各位」(読み方:「かくい」)という言葉は、ビジネスメールや文書においてよく用いられています。

使用する機会や目にする機会の多い語ですが、具体的にこの言葉はどのようなことを表していてどのような場面で用いるものなのか、中には使い方に迷うこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「各位」の意味と使い方、また使用する時の注意点について説明していきます。

 

「各位」の意味と主な使い方

それでは、以下に「各位」の意味と使い方を説明します。

 

意味

「各位」は、改まった席上もしくは文書において「大勢の人を対象に、その各人を敬わっていう語」で、「皆様」「皆様方」「各方(おのおのがた)」といった語に相当する言葉となっています。

主に、書面やメールを使って複数の人に対して一斉に送る案内文などで、個人名の代わりにその関係している人々を指す宛名として用いることができます。

 

使い方

この言葉は、単独で「各位」として文書の宛名に用いますが、それ以外に以下のような形で使用することができます。

  • 「会員各位」
  • 「父兄各位」
  • 「従業員各位」
  • 「保護者各位」
  • 「参加者各位」
  • 「出席者各位」
  • 「取引先各位」
  • 「お得意先各位」
  • 「お客様各位」

 

使用するにあたっての注意点

それでは、次に「各位」を使用する場合に注意しておきたい点について見ていきます。

 

敬称の有無

「各位」を宛名として用いる際には、後に「様」や「殿」といった語を付けたほうが良いのかと迷う人は多いようです。

しかしながら、「各位」にはそれ自体に相手を敬う意味が含まれており、「様」や「殿」といった語を付ける必要はありません。(逆に「○○様各位」「各位様」「各位殿」などといった使い方は二重敬語となります)

なお「お客様」についても同様に重複した表現となりますが、「お客様」という単語を一つの名詞として扱って「お客様各位」という形で用いられることが多いです。(仮に「客各位」や「お客各位」という言い方をした場合、違和感があることに加えて失礼な印象を与える可能性があります)

 

相手が目上の場合

また相手が目上の人であっても用いることは可能ですが、使用するケースを考慮することが必要です。

上述したように、この言葉は「大勢の人を対象に一斉に同じ内容の文書やメールを送る」場合に用います。(お知らせ・案内・通知などの文書、グループアドレスやCC・BCCを入力して一斉に送信するメールなど)

たとえば複数ではあっても少人数の人を相手にした連絡事項を送るなどという場合に「各位」を用いると、相手に失礼な印象を与える可能性があります。

もし、ある程度相手を限定した内容のものを送るケースには、「宛名となる個人名をそれぞれ記す」もしくは「個別にメールを送信する」といったことをしたほうが良いといえます。

 

まとめ

以上、「各位」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は、大勢の人に対して共通した案内を送る場合などに用います。そして「皆様」のように相手への敬意を含んでいるため、「様」などの敬称を付けずに用いることが可能です。

使い方自体は難しいものではありませんが、ケースによっては失礼な印象を与えかねないため、少人数の人にメールを送信するなど用いる場面には注意しておく必要があります。

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