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「饒舌」の意味と使い方・例文・「多弁」との違いまとめ

投稿日:2017年11月29日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「饒舌」(読み方:「じょうぜつ」)という言葉は、「饒舌になる」「饒舌家」などの形でよく用いられています。

とはいえ具体的にどのようなことを表す語なのか、もしくは似た意味のある「多弁」という語とはどのような違いがあるのか、疑問が浮かぶこともあるかもしれません。

そこで、ここでは、「饒舌」の意味と使い方、また「多弁」との違いを説明していきます。

 

「饒舌」の意味と使い方・例文・「多弁」との違い

それでは、以下に「饒舌」の意味と使い方、また「多弁」との違いを説明します。

 

意味

まず、「饒舌」には以下のような意味があり、「話す回数や言葉の数が多いこと」を表す語となっています。

口数の多いこと、よくしゃべること。おしゃべり。多弁。

出典:明鏡国語辞典

ちなみに、「饒舌」の「饒」は「余りあるさま」、「舌」は「喋ること」を表します。

 

使い方・例文

次に、「饒舌」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「本人は気付いていないようだが、彼は饒舌で失言が多いため、周囲は冷や冷やさせられることがある」
  • 「彼は緊張しているのか、今日はいつになく饒舌だ」
  • 「彼は趣味の話題になると、途端に饒舌になる」
  • 「彼女は饒舌家の彼をうるさく思うこともあるようだ」

 

「多弁」との違い

次に、似た意味のある「多弁」という語との違いについて見ていきます。

まず、「多弁」には「口数の多いこと」といった意味があります。

そして、この語と「饒舌」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「多弁」:「彼は酒に酔うと多弁になるところがある」(彼は酒に酔うと口数が多くなるところがある)
  • 「饒舌」:「彼の饒舌な話に適当に相槌を打ちながらも、内容は話半分に聞いていた」(彼の無駄なおしゃべりに適当に相槌を打ちながらも、内容は話半分に聞いていた)

つまり、「多弁」は単に「口数が多いこと」を表すことに対して、「饒舌」は「余分によく喋ること」を表すといったニュアンスの違いがあります。

(参考:角川類語新辞典)

 

まとめ

以上、「饒舌」の意味と使い方、「多弁」との違いについてまとめました。

この言葉は、「よくしゃべること」を表し、人のおしゃべりな様子を表す場合に「饒舌家」「饒舌になる」などの形で用いることができます。

また、「多弁」という語もほとんど同じ意味となりますが、どちらかと言うとこの場合は単に口数が多いことを表します。

それに対して「饒舌」は「必要以上によく喋る」といったニュアンスがあり、あまり良い意味では用いられないことが多いため、ケースに応じて両者を適当に使い分けると良いかと思います。

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