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時候の挨拶・結びの言葉

1月に送る手紙の挨拶文・結びの言葉に使う言葉の意味と使い方

投稿日:2017年1月2日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

今回の記事では、1月に送る手紙の挨拶文や結びの言葉に用いる主な言葉5つ(新春・初春・仲冬・大寒・厳寒)の意味と使い方を説明します。

【関連記事】:「新年の挨拶によく使用する言葉5つ」それぞれの意味と使い方

 

1月 手紙の挨拶文や結びの言葉に用いる言葉 意味と使い方

それでは、ここから手紙の挨拶などに使用される言葉を5つ挙げて意味や使い方(使用例)を紹介していきます。

 

新春(しんしゅん)

「新春」は「新年」「初春」といった意味で新年を祝福して述べる場合に使用します。

(これは旧暦(陰暦)では1月が春に分類されていたことから来ているようです)

たとえば「新春の候」として文頭に置き、「新春の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます(新年において皆様お元気で過ごしていることとうれしく思います)」といった形で使用できるほか、以下のように用いることができます。

  • 「新春の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」
  • 「皆様におかれましては、お健やかに新春をお迎えのことと存じます」
  • 「謹んで新春のお慶びを申し上げます」

 

初春(しょしゅん・はつはる)

「初春」は陰暦では「正月」や「1月」の別名とされた語です。

「正月」「新年」といった意味があり、1月上旬に送る手紙の挨拶文に、以下のように使用することができます。

  • 「初春の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます」
  • 「謹んで初春のお慶びを申し上げます」
  • 「初春の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます」
なお、「初春」には「春の初め」という意味もあり、3月の季語としても用いられます。

 

仲冬(ちゅうとう)

「仲冬」は陰暦(旧暦)で「1月の別称」とされる言葉で、「冬の中間(冬にあたる3ヶ月間の真ん中)」を表し、以下のように用いることができます。

  • 「仲冬の候、松の内を過ぎ、ようやくお正月気分も抜けて参りましたが、皆様いかがお過ごしですか」
  • 「仲冬の候、寒さ厳しき折ではございますが、皆様にはお変わりありませんでしょうか」
  • 「仲冬のみぎり、冷気に身が凍みる今日このごろですが、いかがお過ごしでしょうか」

 

大寒(だいかん)

「大寒」は、は二十四節気の一つで「太陽の黄経が300度に達する時」をいい、暦の上では「1月20日頃」にあたります。

この言葉は「非常に寒いこと」また「非常に寒い時期」を表し、1月下旬に送る手紙の挨拶文において、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「大寒を過ぎ、本格的な寒さを迎える頃となりました」
  • 「大寒のみぎり、皆様いかがお過ごしでしょうか」
  • 「大寒の折から、くれぐれもご自愛ください」
ちなみに2017年の「大寒」は「1月20日」です。また「大寒」を期間としてみる場合には、この日から次の節気となる「立春(2月4日)」までの間(つまり2月3日まで)となります。

 

厳寒(げんかん)

「厳寒」は「非常に厳しい寒さ」を意味し、以下のように相手の体調を思い遣る結びの言葉などに使用することができます。

  • 「厳寒のみぎり、くれぐれも風邪など召されませんようご自愛ください」
  • 「厳寒の折から、何とぞご自愛専一にてお願い申し上げます」
  • 「厳寒の折、皆様のご多幸とご健勝をお祈り申し上げます」

 

まとめ

以上、1月の季語として使用する言葉の意味と使い方について紹介しました。

1月は新たな年を迎える一方で、冬の中間にあり厳しい寒さが到来する時期となります。

この時期には、「新春」といった新年を慶ぶ言葉や、冬の中間を表す「仲冬」、また厳しい寒さを表す「大寒」「厳寒」といった語で、季節感を表すことができます。

1月といっても上旬、下旬など時期によっても選ぶ言葉が変わってきますが、上記のような語の中からその時々に合ったものを選んで適度に季節感を伝えていくと良いかと思います。

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