言葉の使い方を中心にブログ運営・フリーランスに関することなど、ライティングの仕事に関わる情報を広く紹介するブログです。

Kotoログ

言葉・単語の意味

「依然」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

投稿日:2018年10月21日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「依然」(読み方:「いぜん」)という言葉は、「依然として」「旧態依然」などの形でよく用いられています。

物事の変わりない状態についていう場合に使われている語ですが、具体的にどのような使い方をするのか、また他に近い意味の語にはどのようなものがあるのか、中には疑問を抱くこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「依然」の意味と使い方、類義語について説明していきます。

 

「依然」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「依然」の意味と使い方、また類義語との違いを説明します。

 

意味

まず、「依然」には以下のような意味があります。

ある状態が変化せずに続くさま。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「依然」

つまり、「ある物事や人の様子が他の状態に変わることなく続いている様子」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「依然」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「そのシリーズ商品はコアユーザーからの根強い人気で依然安定した売上を上げていた」
  • 「家を出ていった彼のその後の消息は依然として掴めなかった」
  • 「家族経営で運営しているその会社の排他的な企業体質は旧態依然として続いていた」
  • 「その企業は依然として売上高で業界トップの地位を保っていた」

ポイント

「依然」は、上記のように物事や人の様子が以前と変わることなく、ある状態のままで続いていることをいう場合に、「依然として」「依然~」「旧態依然」といった形で使うことができます。ちなみに「旧態依然」とは、あることがずっと前から変わることなく発展のない様子のことをいいます。

 

類義語

次に、「依然」の類義語について見ていきます。

この言葉と似た意味のある語には、以下のようなものが挙げられます。

 

尚も

まず、「尚も」には以下の意味があります。

(「なお(猶)」を強めていう語)相変わらず。それでもまだ。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「猶も・尚も」

つまり、「直前で述べていることとは矛盾するが、それでもある物事の状態が以前のまま変わらずに続いている様子」をいい、以下のように使うことができます。

  • 「あれから何年も経つが、彼は尚もそのことを根に持っていて事あるごとに蒸し返してくる」
  • 「台風は通り過ぎたというのに、窓の外では尚も雨が降りしきっていた」

 

相変わらず

次に、「相変わらず」には以下の意味があります。

以前と同様に。平常と特に変化なく。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「相変わらず」

つまり、「以前と同じように」もしくは「普段と特に変わりなく」何かの状態が続いていることをいい、以下のように使うことができます。

  • 「近ごろ朝晩めっきり冷え込んで参りましたが、皆様お変わりありませんでしょうか。こちらは皆相変わらず元気にしております」
  • 「彼は相変わらずの出不精でたまの休日もめったに出掛けることはないらしい」

 

まとめ

以上、「依然」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は「ある状態が別のものに変わることなく続いている様子」をいい、以前から変化することなく続いている物事や人の様子についていう場合に「依然として~のままだ」「旧態依然」といった形で使われています。

また近い意味の語には「尚も」「相変わらず」といったものがあり、「尚も」はその前で述べていることと一見矛盾しているけれど、それでもある物事の状態が変わらずに続いている様子をいう場合に使うことができます。

そして「相変わらず」は、「以前と変わらず、普段と変化なく」といったことを表し、たとえば近況報告で普段と特に変わりない様子を伝える場合などに使われています。

これらの語はそれぞれ「変わることなくある状況が続くこと」をいいますが、微妙に異なる意味があるので、適度に使い分けることができます。

-言葉・単語の意味

Copyright© Kotoログ , 2019 All Rights Reserved.