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「以心伝心」の意味と使い方・類義語まとめ

投稿日:2017年5月2日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「以心伝心」(読み方:「いしんでんしん」)は、比較的よく知られた四字熟語の一つです。

概ね意味が分かっているという人も多いかもしれませんが、具体的にこの言葉がどのようなことを表しどのような使い方ができるのか、また同じような意味のある語にはどのようなものがあるのか、中には疑問に思うこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「以心伝心」の意味と使い方、由来について説明していきます。

 

「以心伝心」の意味と使い方・類義語

それでは、以下に「以心伝心」の意味と使い方、由来を説明します。

 

意味

「以心伝心」には、以下のような2つの意味があります。

  1. 言葉では言い表せない悟りや心理を師から弟子の心へ伝えること
  2. 心がよく通じ合い、言葉で説明しなくて気持ちが通じること

この言葉は、もともと「禅宗」で1の意味を表す言葉でしたが、現在2のほうの意味で一般的に用いられ「言葉がなくても互いに心が通じ合うこと」を表す語となっています。

「禅宗」とは仏教の一派で禅を説く宗派の総称となります。

 

類義語

では次に、「以心伝心」の類義語にあたる四字熟語について見ていきます。

「以心伝心」の類義語には「拈華微笑」(ねんげみしょう)があります。

この言葉は故事に由来するもので「言葉を用いず心から心に伝わること」を表し、以心伝心の例えとされています。

なお、「拈華微笑」の由来となる故事とは「お釈迦様が大勢の弟子の前で説法する際、何も言わずに一輪の花をひねったところ、その意味を理解できない弟子達の中でただ一人(摩訶迦葉)だけが意味を悟って微笑したため、それを見たお釈迦様は摩訶迦葉に仏教の真理を授けたと告げた」というものになっています。

 

使い方・例文

次に、「以心伝心」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「あの人とはなぜか以心伝心で気持ちが分かる」
  • 「長年の夫婦生活でお互いの気持ちを以心伝心で分かるようになった」
  • 「彼らは以心伝心の仲で、何も言わなくてもお互い理解し合っている」
  • 「彼とは古い付き合いで、ほとんど以心伝心の仲だ」
  • 「他人には分からない微妙なことでも表情を見れば以心伝心で理解できる」

 

まとめ

以上、「以心伝心」の意味や由来、使い方についてまとめました。

言葉は本来コミュニケーション、意思伝達のためにあるものですが、「以心伝心」というと言葉に頼らなくても相手に思いや意思が伝わることを表します。

たとえば長年一緒に過ごしている夫婦や家族、気心が知れた(もしくは似通った)友人など、黙っていても相手の気持ちが理解できる、言葉を越えたものがある関係についてこの言葉を用いて表すことができます。

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