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「慇懃無礼」の意味と使い方・例文・同義語まとめ

投稿日:2017年5月14日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「慇懃無礼」(読み方:「いんぎんぶれい」)という言葉は、「慇懃無礼な態度」などの形でよく用いられています。

この言葉は失礼な態度を表す語ですが、具体的にどのようなことを意味していて、どのような使い方をすることができるのか、ここでは「慇懃無礼」の意味と使い方、また同義語にあたる言葉について説明していきます。

 

「慇懃無礼」の意味と使い方・類義語

それでは、以下に「慇懃無礼」の意味と使い方、また類義語について説明します。

 

意味

「慇懃無礼」には、以下の2つの意味があります。

  1. 「言葉や態度が丁寧過ぎてかえって無礼になること」
  2. 「表面はきわめて丁寧であるが、実は甚だ尊大であること」

(精選版 日本国語大辞典より)

「慇懃」という語だけでみると「丁寧で礼儀正しいこと」を表し良い意味で用いられる言葉となりますが、それに「礼儀を欠く」という意味を持つ「無礼」を組み合わせた「慇懃無礼」とう四字熟語は「行き過ぎた丁寧さがかえって失礼な印象を与えること」や「表向きは丁寧に見えても実際には相手を見下した態度」を表します。

つまり、相手の態度や言動がいくら丁寧であっても、そこから良い印象を受けない、もしくはむしろ不快感や腹立たしさを覚えるようなケースに用いる語となります。

 

使い方・例文

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「その店の慇懃無礼な対応に不快感を覚える」
  • 「あのホテルの接客は丁寧だと評判だが実は慇懃無礼だ」
  • 「マニュアル通りの受け答えしかしない職員の慇懃無礼な応対に腹が立った」
  • 「いくら高級店だからといっても、スタッフの慇懃無礼さは腹に据えかねるものがある」
  • 「高級料理店で慇懃無礼に入店を断られる」
  • 「このサービスのコールセンターは話だけは丁寧に聞いているが、こちらが言った質問や要望には何一つ満足な回答が返ってこない。慇懃無礼とはこのことか」
  • 「あのホテルの対応は確かに丁寧だが、機転が利かないし心が込もっていないように感じる。いかにも慇懃無礼な態度だ」
  • 「その店には初めて行ったが、接客の慇懃無礼さに嫌悪感を抱いた」

 

同義語

次に、「慇懃無礼」と同じ意味を表す語について見ていきます。

「慇懃無礼」と同じ意味を持つ四字熟語には、「慇懃尾籠」(いんぎんびろう)があります。

「尾籠」には「礼を失すること、無作法」という意味があり、「慇懃無礼」と同じ意味を表す四字熟語となります。

 

まとめ

以上、「慇懃無礼」の意味や使い方についてまとめました。

この四字熟語は、一見して丁寧だけれど実は相手を見下げている態度や、丁寧過ぎる態度が逆に失礼な印象を与えることなどに用います。

そうした矛盾した状況は意外とよくあるかと思いますので、それらの状況を伝えたい時にはこの言葉を使うと状況のニュアンスを表すことができます。

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