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「意向」の意味と使い方・例文・「意見」「希望」との違いまとめ

投稿日:2017年7月14日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「意向」という言葉は、「本人の意向を打診する」「意向を汲む」などの形でよく用いられています。

たとえばビジネスの場面において「辞令を出す」「何かを依頼する・受ける」などの場面で用いられることがありますが、具体的にこの言葉がどのようなことを表すのか、また近い意味のある「意見」「希望」とどのような違いがあるのか、ここではこの言葉の基本的な意味や使い方と併せて、「意見」「希望」と比較しながらそれぞれの違いについて説明していきます。

 

「意向」の意味と使い方・例文・「意見」「希望」との違い

それでは、以下に「意向」の意味と使い方、また「意見」「希望」との違いを説明します。

 

意味・使い方・例文

「意向」には、「物事にどう対処するかについての考えや意思、判断、考え、思惑」といった意味があります。

つまり、「その人が物事をどのように処置するか、どうしようと考えているか」を表し、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「先方の意向を汲んで納期を早めることにした」
  • 「この件は先方の意向次第だ」
  • 「セミナーの講演について先方の意向を打診する」
  • 「先方の意向に従って掲載の依頼を断念する」
  • 「どうやら彼には契約を更新する意向はないようだ」
  • 「たとえそれが先方の意向に反するようでも、当社としてはそれ以上の対応はできない」

 

「意見」「希望」との違い

次に、「意向」と似た意味のある「意見」「希望」といった語との違いについて見ていきます。

まず「意見」には、「ある物事や判断に対して持つ考え、見解」という意味があり、「何らかの判断や物事について各人の思うところや考え」を表す語となります。

また「希望」には、「あることが実現すること待ち望むこと、またその気持ち、望み、願望」といった意味があります。

これらの語と「意向」の使い方を比較してみると、以下のようになります。

  • 「意見」:「オフィスのペーペーレス化について社内で意見を募る」(ペーペーレス化について社員の考えを募集する)
  • 「希望」:「本社への異動を希望する」(本社へ異動したいと望む)
  • 「意向」:「転勤について本人の意向を打診する」(転勤について本人がどうしようと考えているかを探る)

つまり、「意見」は「良いか悪いかなどといった何らかの物事についての」考えをいうことに対して、「意向」は「ある物事についてその人がどのように処置をしようと思っているか」という考えを表すものとなります。また「希望」については、他の2つのように考えを表すものではなく「その人が望んでいることや願望」を表すという部分において違いがあります。

【参考記事】
「指摘」の意味と使い方・例文・「意見」との違いまとめ
「打診」の意味と使い方・例文・「提案」「相談」との違いまとめ

 

まとめ

以上、「意向」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は「ある物事に対してその人がどう対処するかの考え」を表します。

「意見」や「希望」と使い方を混同することはないかと思われますが、具体的な違いについて疑問に思うことがあれば、上記のような点を意識しておくと良いかと思います。

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