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「一興」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

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<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「一興」(読み方:「いっきょう」)という言葉は、「それも一興」などの形でよく用いられています。

比較的よく耳にする語ではありますが、具体的にはどのようなことを表しているのか、また他に似た意味のある語にはどのようなものがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「一興」の意味と使い方、また類義語にあたる語について説明していきます。

 

「一興」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「一興」の意味と使い方、また類義語について説明します。

 

意味

まず、「一興」には以下のような意味があります。

一つの楽しみ。また、ちょっとした興趣。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「一興」

つまり、「ある種の楽しみや物事における面白み」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「一興」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「ついうっかりと一駅乗り過ごしたが、これも一興とそのまま降りて散歩がてら歩いて帰ることにした」
  • 「友人が急用で来られなくなりそのまま帰ろうかとも思ったが、これはこれで一興と一人で映画を見に行くことにした」
  • 「寒い中で飲むのも一興と、刻々と降り積もる雪を眺めながら鍋と熱燗で雪見酒と洒落込んだ」
  • 「妻が帰省する間の家事一切を引き受けることになりどうしたものかと思ったが、これもまた一興と見方を変え、まずは男料理に興じることにした」

 

類義語

次に、「一興」の類義語について見ていきます。

この言葉と似た意味のある語には、以下のようなものがあります。

 

余興(よきょう)

まず、「座興」には以下の意味があります。

宴席などで興を添えるために行う演芸。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「余興」

つまり、「酒の席を楽しむために行われる演芸」を表し、以下のように用いることができます。

  • 「彼が余興でやった手品は、思ったよりも本格的で皆に好評だった」
  • 「上司の結婚式で、同僚数人と余興に歌とダンスを披露した」

 

興趣(きょうしゅ)

次に、「興趣」には以下の意味があります。

味わいのある、おもしろみ。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「興趣」

「物事に感じられる面白み、趣」のことをいい、以下のように用いることができます。

  • 「この映画は堅い硬派な内容だが、役者の味のある演技が興趣を添えている」
  • 「歴史小説はいくら読んでも興趣に尽きない」

 

まとめ

以上、「一興」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は「ある種の楽しみ、ちょっとした面白み」を表し、たとえば本来はあまりそうといえることではない物事から見いだせる一種の面白みについていう場合などに「それもまた一興」といった形で用いられています。

また、近い意味の語には「余興」「興趣」といったものがあり、これらは「宴席などに面白みを添えるために行う芸」「物事における味わいのある面白み」をいいます。

それぞれニュアンスは異なりますが、何かの物事から見いだせる面白みや趣、もしくは(宴席に)面白みを添えることについていう場合に用いることができるため、それぞれ場面に応じて適当に使い分けることができます。

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