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「怒り心頭」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

投稿日:2018年10月20日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「怒り心頭」(読み方:「いかりしんとう」)という言葉は、「怒り心頭に発する」という形でよく用いられています。

ひどく怒ることについていう場合に使う言葉ですが、具体的にどのような使い方をするのか、また他に近い意味の語にはどのようなものがあるのか、中には疑問が浮かぶこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「怒り心頭」の意味と使い方、類義語について説明していきます。

 

「怒り心頭」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「怒り心頭」の意味と使い方、また類義語との違いを説明します。

 

意味

まず、「怒り心頭」は「怒り心頭に発する」という言い方で使われ、以下のような意味があります。

激しく怒る。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「怒り心頭に発する」

つまり、「激しい怒りがわき上がること」を表す語となっています。

近年では「怒り心頭に達する」という言い方をされることが多いですが、「怒り心頭に発する」が本来の言い方になります。

 

使い方・例文

次に、「怒り心頭」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「先方の人を見下したような物言いに、さすがの彼も怒り心頭に発したようで、いつになく声を荒げて相手に詰め寄っていった」
  • 「彼は怒り心頭に発して今にも殴りかかりたい衝動に駆られたが、拳を固く握りしめながら必死に自分を抑えていた」
  • 「内心ではすでに怒り心頭に発していたものの、彼は努めて冷静を装ってその場を離れた」
  • 怒り心頭に発した彼は、唇をわなわなと震えさせながら部下を怒鳴りつけた」

 

類義語

次に、「怒り心頭」の類義語について見ていきます。

この言葉と似た意味のある語には、以下のようなものが挙げられます。

 

激怒(げきど)

まず、「激怒」には以下の意味があります。

激しく怒ること。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「激怒」

つまり、「かんかんになって怒る」ことをいい、以下のように使うことができます。

  • 「彼は子供が教師に殴られたと聞いて激怒し、血相を変えて学校に怒鳴り込んだ」
  • 「彼の浮気に激怒した彼女はみるみる形相を変え、まるで般若のような顔つきになっていた」

 

憤然(ふんぜん)

次に、「憤然」には以下の意味があります。

はげしく怒るさま。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「憤然」

つまり、「かんかんになって怒る様子」のことをいい、以下のように使うことができます。

  • 「会社からの退職勧奨に納得のいかない彼は、憤然と立ち上がってそのまま部屋を後にした」
  • 「一方的な離婚話に納得のいかない彼は憤然とした様子で部屋を出ていった」

 

まとめ

以上、「怒り心頭」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は「怒り心頭に発する」という言い方で用いられ、「激しく腹を立てること」「怒りが湧き上がること」を表します。

また同じようにひどく怒ることについていう語には「激怒」「憤然」といったものがあります。

「激怒」は激しく怒ることをいい、主に「~に激怒する」といった言い方で使いますが、「憤然」は「激しく怒る様子」をいい、「憤然と~する」(ひどく怒った様子で~する)というように副詞的な使い方で用いられることが多いです。

これらの語は同じような意味がありますが、それぞれ微妙に違った使い方をするため、適度な場面で使い分けることができます。

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