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「意義」の意味と使い方・例文・「意味」との違いまとめ

投稿日:2017年6月15日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「意義」(読み方:「いぎ」)という言葉は、「~の意義を問う」「意義のある~」などの形でよく用いられています。

使い方にそれほど難しいところがある語ではありませんが、同じようなことを表す「意味」という語とどのような違いがあるのか疑問に感じることがあるかもしれません。

そこで、ここでは「意義」の基本的な意味と使い方、また「意味」と比較してそれぞれの違いについて説明していきます。

 

「意義」の意味と使い方・例文・「意味」との違い

それでは、以下に「意義」の意味と使い方、また「意味」との違いを説明します。

 

意味

まず、「意義」には以下2つの意味があります。

  1. 「言葉などの表現によって表される意味や内容」
  2. 「物事の持つ価値や重要性」

この1・2の意味は、どちらも「意味」という言葉でも同じような使い方が可能です。

ただし、一般的には「その制度の意義を是非する」「人生の意義を問う」などのように、どちらかというと2のほうの意味でよく用いられ、1の内容を示す場合には主に「意味」という語が用いられています。

 

使い方・例文

次に、「意義」の使い方について見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「苦しい時には人生の意義とは何かを考えることが多くなる」
  • 「毎日が取り留めのないことの繰り返しのような気がする。もっと意義のある生活をしたい」
  • 「文化という語には極めて広い意義がある」
  • 「講演会で論じていた話の意義を理解する」
  • 「3年目になってやっと意義ある仕事ができるようになったと感じている」
  • 「その事件には歴史的な意義がある」

 

「意味」との違い

「意義」と「意味」はそれぞれ同じような意味を持つ語となりますが、上述した点以外で厳密にどのように使い分けることができるのか、両者の主な違いを挙げると以下のようになります。

  • 「意味」:1の意味で用いる場合、文脈によって理解される具体的内容を表す傾向がある。また「意味する」といった動詞的な使い方が可能であるなど「意義」と比べて用法が広い。
  • 「意義」:1の意味で用いる場合、文脈を離れても成立する抽象的内容を表す。また、2の意味では主に重要なものについて言及する場合に用いられる。

なお、ここでいっている「具体的内容」と「抽象的内容」とはどのようなことを表しているのか、この説明だけでは掴みにくいところがあるかと思いますので、以下に具体例を挙げて説明します。

 

具体的内容・抽象的内容とは

たとえば、①「毎日朝食と一緒にコーヒーを飲む」、②「専門店でコーヒーを買ってくる」という文章があるとして、その中に出てくる「コーヒー」という語の「意味」と「意義」を表すと以下のようになります。

  • ①の意味:コーヒー豆を煎ったものを熱湯で煎じた飲みもの
  • ②の意味:コーヒーの木の種子を煎った焙煎豆またはそれを粉に挽いたもの
  • コーヒーの意義:特有の芳香と快い苦味がある飲みもの。嗜好品の一つとして世界の最も多くの国で飲用されている。飲み方にはエスプレッソ、カフェオレ、カフェラテなどのさまざまなバリエーションがあり、テイクアウトやイートインが可能な専門店やチェーン店も多数展開されている。

 

上記のように、「意味」はその文脈で理解される具体的な内容を示しますが、「意義」は文脈に依らず(文脈と関係なくても成り立つ)抽象された内容を表すものとなります。

【参考記事】「抽象的」の意味と使い方・具体例・例文まとめ

 

まとめ

以上、「意義」の意味や使い方についてまとめました。

この言葉は、主に「価値や重要性」といった意味で用いられることが多く、一般的に「言葉の内容」という意味では「意味」という語が用いられます。

ただし「意義」にはどちらの意味でも定義されているため、厳密なところで使い分けるには上記のような点を意識しておくと良いかと思います。

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