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「一朝一夕」とは?意味と使い方・例文・類似表現まとめ

投稿日:2017年5月10日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「一朝一夕」(読み方:「いっちょういっせき」)は比較的よく知られている四字熟語の一つです。

といっても、中には具体的にこの言葉がどのようなことを表しているのか、またどのような使い方をすることができるのかという疑問を抱いている人もいるかもしれません。

そこで、ここでは「一朝一夕」の意味と使い方、また類似した意味のある他の表現について説明していきます。

 

「一朝一夕」の意味と使い方・例文・類似表現まとめ

それでは、以下に「一朝一夕」の意味と使い方、また類似した表現について説明します。

 

意味

「一朝一夕」は字が表しているように「ひと朝かひと晩か」という意から、「ほんの少しの間、わずかな時日(じじつ)」といった意味があり、(何かをするための)短い時間を表す語となっています。

ちなみに、「時日」とは「日にちと時間、何日かの期間、日数」「予定された日と時刻、日取り、期日」という意味があり、「何かをするために費やす時間」や「予定として決まっている日時」を表す言葉となります。そして、「わずかな時日」というと前者の意味で「(何かをするために費やす)わずかな時間」を表します。

 

使い方・例文

次に、「一朝一夕」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、主に後に否定の語を伴う形で以下のように用いることができます。

  • 「それは一朝一夕にはできない仕事だ」
  • 「そんな大掛かりな作品は一朝一夕に完成できない」
  • 「これは一朝一夕に解決できる問題ではない」
  • 「そのような大事業は一朝一夕には成るものではない」
  • 「この問題は一朝一夕には片付ない」
  • 「語学は一朝一夕にして身に付くものではない」
  • 「そのような職人芸は一朝一夕にしは身に付かない」
  • 「信頼関係というものは一朝一夕には成り立たない」
つまり、上記のように「一朝一夕」は否定語を伴って「(時間をかけて成し遂げるような事柄について)物事は短期間では成らない」ことを表す際に用いることができます。

 

類似した表現

では次に、「一朝一夕」と似た意味を表す別の表現について見ていきます。

 

一朝

「一朝一夕」の「一朝」という語には、(ひと朝という意から)「わずかの間、一時」といった「一朝一夕」と同じような意味があります。

ただし、この語は否定文ではなく、たとえば「彼は一朝にして画家としての名を成した」といったように用います。

 

ローマは一日にして成らず

また、「一朝一夕」の使い方と近い意味があることわざに「ローマは一日にして成らず」があります。

これは、もともとは「Rome was not built in a day.」という英語のことわざを訳したものですが、「何事も努力なしには成し遂げることはできない」(つまり長年の努力なしに立派なことは成し遂げられない、一朝一夕では立派な物事は成らない)ことの例えとなっています。

 

まとめ

以上、「一朝一夕」の意味と使い方についてまとめました。

このことわざは、主に後に否定語を付けて「物事はわずかな時日では成さない」ことを述べる場合に用いることができます。

使い方としてはそれほど迷うことはないかと思いますが、中には読み方を間違うケースが意外と多いようです。もし読み方が曖昧だったという場合には気を付けておくと良いかもしれません。

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