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「一蓮托生」とは?意味と使い方・例文まとめ

投稿日:2017年5月28日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「一蓮托生」(読み方:「いちれんたくしょう」)はよく知られている四字熟語の一つで、比較的耳にする機会も多いかと思います。

ただし、一般的に用いられている使い方は本来の意味から転じたもので、もともとどのような意味を表す言葉であるのかはあまり知られていないかもしれません。

そこで、ここでは「一蓮托生」本来の意味と使い方、また言葉の由来となることについて説明していきます。

 

「一蓮托生」の意味と由来・主な使い方

それでは、以下に「一蓮托生」の意味と使い方、由来について説明します。

 

意味・由来

「一蓮托生」はもともと仏教用語で、「死後、極楽浄土に往生して(生まれ変わって)同じ蓮の花の上に身を托すること」という意味があります。

(仏教では現世において念仏を唱えることで、死後、極楽浄土で一つの蓮の花の上に生まれ合わせることができるとされています)

そして、そこから転じて「結果の善し悪しにかかわらず最後まで行動や運命をともにすること」を表す言葉となったものです。

現在では、主に後者のほうの「良くも悪くも最後まで運命をともにする」という意味で用いられていますが、どちらかと言うと「夫婦がともに添い遂げる」といったプラスのニュアンスよりも、悪いことに関わった者同士が「こうなったからには一蓮托生だ」といって結束を強めるような、あまり良くない意味で用いられることが多くなっています。

ちなみに、「一蓮托生」の現在用いられている使い方と近い意味がある語としては、他に「運命共同体」という言葉が挙げられます。「運命共同体」は「運命をともにする関係にある個人同士や組織、団体」を表し、良い意味・悪い意味どちらにも用いることが可能な語となります。

 

 

使い方・例文

次に、「一蓮托生」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、「行動や運命を最後までともにする」という意味において、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「一蓮托生の覚悟で事にあたる」
  • 「彼は会社との一蓮托生の覚悟を決めた」
  • 「夫婦とは死ぬも生きるも一蓮托生だ」
  • 「同じ船に乗っている我々はいわば一蓮托生だ」
  • 「一蓮托生の覚悟を持ってチームは結束を強めた」
  • 「あの夫婦は死ぬ時も一蓮托生だと思っていたが熟年離婚するらしい」

 

まとめ

以上、「一蓮托生」の意味や由来、使い方についてまとめました。

この言葉は、本来の意味と一般的に用いられている意味にニュアンスの違いがあります。

基本的には一般的に浸透している意味で使うことが多いかと思いますが、それが本来の意味ではないことも認識しておくと場面によってより適した使い方ができるようになり良いかと思います。

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