「飛躍」の意味と使い方・例文・「飛翔」「活躍」との違いまとめ

2017年12月25日

直近24時間の人気記事

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「飛躍」(読み方:「ひやく」)という言葉は、「今年は飛躍の年にします」といった形で目標や抱負を語る時などによく用いられています。

そうした点から前向きなイメージのある語ですが、この言葉には複数の意味があり、上記以外の形でも使用することができます。

それではどのような使い方ができるのか、ここでは「飛躍」の意味と使い方、また、併せて似た意味のある「飛翔」「活躍」という語と比較してそれぞれの違いを説明していきます。

 

スポンサーリンク

「飛躍」の意味と使い方・例文・「飛翔」「活躍」との違い

それでは、以下に「飛躍」の意味と使い方、また「飛翔」「活躍」との違いを説明します。

 

意味

まず、「飛躍」には以下のような4つの意味があります。

  1. 高く飛び上がること。
  2. 広い世界に飛び出して活躍すること。
  3. 急速に進歩・向上すること。
  4. 順を追わないで急にとびはなれたところに移ること。

出典:明鏡国語辞典「飛躍」

上述した「飛躍の年」という言い方は、上記のうち3の意味での使い方になりますが、他にも、この言葉は「高く飛び上がる(ジャンプする)」「活躍する」「話などが順を追わずに先に進むこと」といったことを表す語となっています。

 

使い方・例文

では次に、「飛躍」の具体的な使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「滑走路を滑り降りて、ジャンプ台を大きく飛躍する」
  • 「それはいくら何でも話が飛躍し過ぎだ」
  • 「彼は世界に飛躍する選手へと成長した」
  • 「資格試験の難関を突破する、昇進が決まるなど、今年は大きく飛躍した年になった」
  • 「新商品の売上が飛躍的に伸び、事業は大きな発展を遂げた」

 

「飛翔」「活躍」との違い

次に、似た意味を表す「飛翔」「活躍」という語との違いについて見ていきます。

まず、これらの語には以下の意味があります。

空高く飛ぶこと。

出典:明鏡国語辞典「飛翔」

すばらしい活動をして成果をあげること。

出典:明鏡国語辞典「活躍」

そして、これらの語と「飛躍」の(1・2の意味における)使い方を比較すると、以下のようになります。

  • 「活躍」:「ますますのご活躍をお祈りしています」(より一層の素晴らしい活動をすることを祈っています)
  • 「飛翔」:「飛翔する鷹を撮影する」(空高く飛ぶ鷹を撮影する)
  • 「飛躍」:「スキージャンプ選手の飛躍は近くで見ると迫力がある」(選手のジャンプは近くで見ると迫力がある)、「世界に飛躍する足がかりを作る」(より広い世界で活躍するための足がかりを作る)

つまり、「活躍」は「素晴らしい活動をすること」、「飛翔」は「鳥などが空高く飛ぶこと」、「飛躍」は「より広い世界で活躍する(素晴らしい活動をする、十分に手腕を振るう)こと」「飛び上がること」を表すというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「飛躍」の意味と使い方、「飛翔」「活躍」との違いについてまとめました。

この言葉には複数の意味がありさまざまな使い方ができますが、「活躍」という語と比べると、「活動の内容が素晴らしいこと」に対して「活躍する場所が広い世界になること」を表すという違いがあります。

また「飛翔」と比べると、「空高く飛ぶこと」に対して「高く飛んで上がる」ことを表すというように異なるため、ケースに応じてそれぞれの語を適度に使い分けることができます。