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「翻って」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

投稿日:2017年11月10日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「翻って」(読み方:「ひるがえって」)という言葉は、「翻って考えると~」などの形でよく用いられています。

しかしながら日常的に頻繁に用いる語ではなく、具体的にこの言葉がどのようなことを表していて、近い意味のある語には他にどのようなものがあるのか、中には疑問に思うことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「翻って」の意味と使い方、また類義語にあたる言葉について説明していきます。

 

「翻って」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「翻って」の意味と使い方、また類義語との違いを説明します。

 

意味

まず、「翻って」には「反対に、別の方面から」といった意味があり、「その事柄とは反対の、もしくは別の立場や方向から物事を見る様子」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「翻って」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「ゆとり世代といわれる若者が就職する時期になりその離職率の高さなどが問題になっているが、翻って企業の立場から考えると将来的に会社を支える若手社員が育たないことが問題となっている」
  • 「現代は正社員とはいえ企業の業績悪化によるリストラに無縁とはいえないが、翻って派遣や契約社員を見てみると、能力があり会社に貢献することで長く契約が更新されている人も多い」
  • 「カフェでゆっくりと過ごしている時に子どもが騒ぐ声が聞こえると鬱陶しく感じるものだ。しかし翻って小さな子どもがいる親の立場ではどのような考えになるかと想像してみる」
  • 「加工食品には多くの食品添加物が使用されている。保存性などのメリットはあるだろうが、翻って考えるとそれらの添加物がさまざまな病気のリスクを高めているということも事実である」

 

類義語

それでは、次に「翻って」の類義語について見ていきます。

 

一方

「一方」には「他の方面では」といった意味があり、その話題と関連するもう一つの事柄について言及する場合に、以下のように用いることができます。

  • 「昨今国内では外国に倣い禁煙や分煙化が進んでいる。その一方で、一部の飲食店では売上の減少を懸念する声が上がっている」
  • 「彼は退職を希望している。一方、会社側は残留を求めて説得を試みている」

 

反面

「反面」には「他の面、反対の面から見て」といった意味があり、その物事を他の面や反対の面から見た場合の特徴などについて言及する場合に、以下のような使い方をすることができます。

  • 「その街は住むには良い環境だが、その反面交通機関が少なく通勤するには不便だ」
  • 「彼女は尊大な態度を取る反面、臆病なところがある」

 

まとめ

以上、「翻って」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は「別の方面から、反対に」といった意味があり、話題になっている事柄を違った立場や方面から見て言及する場合に用いることができます。

また、同じような使い方をする語に「一方」「反面」といったものがあり、これらはその物事に関連するもう一つの話題について言及する場合や同じ物事を別の面から見て何かを言及する場合などに用います。

それぞれ近い使い方ができますが、ニュアンスが異なるため意識して使い分けると良さそうです。

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