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「辟易」の意味と使い方・例文・「閉口」との違いまとめ

投稿日:2017年7月9日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「辟易」(読み方:「へきえき」)という言葉は、「~に辟易する」といった形で用いられています。

これと言って使い方の難しい語ではありませんが、具体的にこの言葉がどのようなことを表すのか、似た意味のある「閉口」とはどのような違いがあるのか、ここでは「辟易」の基本的な意味と使い方、また「閉口」と比較してそれぞれの違いを説明します。

 

「辟易」の意味と使い方・例文・「閉口」との違い

それでは、以下に「辟易」の意味と使い方、また「閉口」との違いを説明します。

 

意味・使い方・例文

「辟易」には、「勢いに押されて尻込みすること」「対応のしようが無くて困ること、手がつけられず嫌になること、うんざりすること、閉口すること」という意味があります。

つまり「何かに恐れたり驚いたりして何かをするのをためらうこと」「困ること、嫌気がさすこと、閉口すること」を表し、「辟易する」「辟易させられる」といった形で、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「せっかくリゾートに来たっていうのに雨ばかりで辟易している」
  • 「彼の仕事中の私語を注意したところすごい剣幕で反論され辟易してしまった」
  • 「話すことといえば仕事の愚痴や自慢話ばかり。彼女の無駄な長電話には辟易する」
  • 「今日もこれから外回りだが、いつもこの暑さには辟易する」
  • 「健康志向は良いが、毎日朝・昼・晩と和食メニューばかりでは辟易だ」
「辟易」の「辟」は「避ける」、「易」には「変える」という意があり、上記の意味は「避けて場所を変える」という意が転じたものとなっています。

 

「閉口」との違い

「辟易」と同じような使い方をする語に「閉口」があります。

そもそも「辟易」には「閉口する」という意味が含まれており、これらは「暑さに辟易する」「暑さに閉口する」といったように、ケースによっては置き換えることもできますが、それでは両者にはどのような違いがあるのかというところについて見ていきたいと思います。

まず「閉口」の意味には以下のようなものがあります。

  1. 口を閉じてものを言わないこと
  2. 言い負かされたり圧倒されたりして口がきけなくなること、言い負かされて降参すること
  3. どうにもならなくて困ること

上記の中では、3の意味においては「辟易」と同じように使うことができますが、ここには「辟易」という意味は含まれておらず、全く同じように用いることはできないといえます。

また「閉口」はもともと「何も言わずに黙る」といった意からきており、「困る、手に負えない」といったニュアンスが強いということからも、両者の使い方には以下のような違いがあるといえます。

  • 「辟易」:「彼の長話に辟易する」(彼の話にうんざりしている)
  • 「閉口」:「彼のしつこさには閉口する」(彼のしつこさを手に負えなくて困っている)

 

まとめ

以上、「辟易」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は「避けて場を変える」ということから転じて「尻込みすること」「うんざりすること、閉口すること」を表します。

場合によっては「閉口」と同じような使い方ができますが、もともと両者は別の言葉で異なるニュアンスがあるため、その点に注意を向けて使い分けるようにすると良さそうです。

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