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「八方美人」の意味と使い方・例文・言い換え表現まとめ

投稿日:2017年5月3日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です>

「八方美人」という言葉は、「八方美人だから~だ」「八方美人主義」などの形でよく使われています。

誰にでもいい顔をする人についていう時に使う言葉ですが、具体的にはどのような使い方をするのか、また他の言葉で言い換えるにはどのような表現をすることができるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「八方美人」の意味と使い方、言い換え表現について説明します。

 

「八方美人」の意味と使い方・例文・言い換え表現

それでは、以下に「八方美人」の意味と使い方、言い換え表現について説明します。

 

意味

まず、「八方美人」には以下の意味があります。

誰からもよく思われようと、如才なくふるまう人。

▼多く非難の意を込めて使う。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「八方美人」

つまり、「皆によく思われようとして手抜かりなく愛想よく振る舞う人」のことを批判していう言葉となっています。

 

使い方・例文

次に、「八方美人」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように使うことができます。

  • 「彼のような八方美人型の人は仕事の能力以上に協調性が重視される会社員に向いている」
  • 「自分としては彼のような八方美人は好かないが、誰とでも卒なくやっていけるという意味ではきっと職場では重宝されているのだろう」
  • 「あの人は控えめで礼儀をわきまえたしっかり者のように見えるが、実際はただの八方美人主義で目立つ行動はしないだけだ」
  • 「彼は特段仕事ができるとはいえないが、八方美人型で人の機嫌を取るのが上手いから、どこの職場に行ってもうまくやって行けるだろう」

ポイント

「八方美人」は、上記のように人から悪く思われないように誰に対しても良い顔をする人についていう場合に、「八方美人型」などの形で使うことができます。

 

言い換え表現

では次に、「八方美人」の言い換え表現について見ていきます。

「八方美人」以外の言葉を使って、たとえば「人からよく思われようと振る舞う人」「みんなにいい顔をする人」という意味のことを述べたい場合には、「愛想がいい」「太鼓持ち」「腰巾着」といった言葉を使用して以下のような言い方をすることができます。

  1. 「彼は愛想が良いから、初対面の時からにこやかに話しかけてきてくれて親しみが持てた」
    (≒「彼は人当たりが良いから、初対面の時からにこやかに話しかけてきてくれて親しみが持てた」)
  2. 「飲み会で必死に部長の太鼓持ちをしている彼に対して周囲の目は冷ややかだった」
    (≒「飲み会で必死に部長のご機嫌取りをしている彼に対して周囲の目は冷ややかだった」)
  3. 「彼のように上司の腰巾着に徹していつも人の威光に頼る人は、自分だったら信用できない」
    (≒「彼のようにいつも上司の後に付いてご機嫌取りに徹し、人の威光を頼ってばかりいる人は、自分だったら信用できない」)

ポイント

まず上記①の「愛想」は「人当たりが良い、人に好感を与えるような態度」のことをいいます。「八方美人」とは違い、「愛想」は良い意味で他人に良い印象を与える人についていう時に使うことができます。

また②の「太鼓持ち」という語は相手に気に入られようとして媚びる人のことをいい、「~の太鼓持ちをする」などのように使います。

そして③の「腰巾着」は「目上の人に付き従って機嫌を取るなどして離れない人」をいい、偉い人のそばを離れずごまをする人のことをいう時などに「~の腰巾着」とという形で使うことができます。

 

まとめ

以上、「八方美人」の意味と使い方、言い換え表現についてまとめました。

この言葉は「誰からも悪く思われないように卒なく愛想良く振る舞う人」のことをいい、誰にでも良い顔をする人について批判的な意味を込めていう場合に「八方美人型の人」などのように使われています。

また人当たりの良い人や偉い人に媚びる人について言いたい時には、「八方美人」とはニュアンスが異なりますが、「愛想が良い」「太鼓持ち」「腰巾着」などの言葉を使って近い内容のことを表現することができます。

これらの語は、ある意味で人当たりの良い人についていう時に使うことができますが、褒める意味では使わない語もあるので、適度な場面で使い分ける必要があります。

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