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「甚だしい」の意味と使い方・例文・「著しい」との違いまとめ

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「甚だしい」(読み方:「はなはだしい」)という言葉は、「~も甚だしい」「甚だしい~」などの形でよく用いられています。

とはいえ、この言葉は具体的にどのようなことを表しているのか、また「著しい」(いちじるしい)といった近い意味のある語とはどのような違いがあるのか疑問を抱くこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「甚だしい」の意味と使い方、また「著しい」と比較してそれぞれの違いを説明していきます。

 

「甚だしい」の意味と使い方・例文・「著しい」との違い

それでは、以下に「甚だしい」の意味と使い方、また「著しい」との違いを説明します。

 

意味

まず、「甚だしい」には「程度が激しい」という意味があり、「何かの程度が一般のものよりもはるかに越えていること」を表します。

 

使い方・例文

次に、「甚だしい」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「新入社員が入社早々に有給休暇を取得したいと言ってきた。まったく非常識も甚だしい」
  • 「この回線は混雑する時間帯になると通信速度の低下が甚だしい」
  • 「息子は大学に入ってから勉強はそっちのけでアルバイトばかりをしているようだが、本末転倒も甚だしい」
  • 「この地域では大学の進学率低下が甚だしい」

 

「著しい」との違い

次に、似た意味を表す「著しい」という語との違いについて見ていきます。

まず、「著しい」には「はっきりと目立つさま、顕著である」といった意味があります。

そして、この語と「甚だしい」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「著しい」:「この地域は朝と昼の気温差が著しい」(この地域では朝と昼の気温にはっきりとしした差がある)
  • 「甚だしい」:「彼は社用の携帯電話でプライベートの通話をしたり勤務時間中に私用の電話をしたりしているようだが、公私混同も甚だしい」(彼は社用の携帯電話でプライベートの通話をしたり勤務時間中に私用の電話をしたりしているようだが、公私混同があまりにもひどい)

つまり、「著しい」は「何かの度合いがはっきりと目立つ様子」を表しますが、「甚だしい」は「(主に望ましくない状態について)何かの程度が激しい」ことを表すというニュアンスの違いがあります。

【関連記事】:「顕著」の意味と使い方・例文・「如実」「著名」との違いまとめ

 

まとめ

以上、「甚だしい」の意味と使い方、「著しい」との違いについてまとめました。

この言葉は「程度が激しい」ことを表し、主に何らかのあまり望ましくはないことについて述べる場合に用います。

また「著しい」にも近い意味がありますが、この語は「程度がはっきりと目立つ様子」、つまり何かの変化や違いなどが明白なことを表すというニュアンスの違いがあります。

それぞれ違った場面で用いることができるため、意識して使い分けると良いかと思います。

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