言葉の使い方を中心にブログ運営・フリーランスに関することなど、ライティングの仕事に関わる情報を広く紹介するブログです。

Kotoログ

言葉・単語の意味

「羽目」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

投稿日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「羽目」(読み方:「はめ」)という言葉は、「羽目を外す」「~の羽目になる」などの形でよく用いられています。

しかしながら、この言葉が具体的にどのようなことを表すのか、また近い意味の語にはどのようなものがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「羽目」の意味と使い方、また類義語にあたる語について説明していきます。

 

「羽目」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「羽目」の意味と使い方、また類義語との違いを説明します。

 

意味

まず、「羽目」には以下のような意味があります。

  1. 建築で、板を縦または横に並べて平らに張ったもの。また、その板。羽目板。
  2. なりゆきから生じた好ましくない状況。また、追いつめられた事態。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「羽目」

つまり「家の建築で外壁や内壁に板を縦もしくは横に並べて平らに張って仕上げたもの、またその板(羽目板)」のこと、もしくは「成り行きで起こった望ましくはない状況や追い詰められた事態」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「羽目」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「旧友と久しぶりに集まってランチをすることになったまでは良かったが、次第にそれぞれの自慢話に花が咲くようになり、人の自慢ばかりを延々と聞かされる羽目になった」
  • 「その建物は外壁に木の縦羽目板を使いシンプルな外観に仕上がっていた」
  • 「予定のない休日に珍しく早起きをしてゆっくりコーヒーを飲んでいると、ちょうどいいとばかりに庭いじりをしていた母を手伝う羽目になった」
  • 「大きな仕事が終わって一段落したため、酒を飲んで羽目を外すことにした」

 

類義語

次に、「羽目」の類義語について見ていきます。

この言葉と似た意味のある語には、以下のようなものが挙げられます。

 

事態(じたい)

まず、「事態」には以下の意味があります。

事柄のありさま。事のなりゆき。▷よくないことに使う場合が多い。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「事態・事体」

つまり、「好ましくない事の成り行き」をいい、以下のように用いることができます。

  • 「容易ならぬ事態に立ち至る」
  • 「その店は人手不足からスタッフのサービス残業が当然のようになり、結果として体を壊して退職するものが続出するという事態に立ち至った」

 

底抜け(そこぬけ)

次に、「底抜け」には以下の意味があります。

程度がはなはだしいこと。並外れていること。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「底抜け」②

つまり、「ある事の程度が普通よりも」をいい、以下のように用います。

  • 「彼らは同僚の送別会で、歌や踊りのパフォーマンスを披露するなどの底抜け騒ぎを演じた」
  • 「彼は酒に酔ってめずらしく上機嫌になり、底抜けに明るく宴会に興じていた」

 

まとめ

以上、「羽目」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は主に「成り行きで起こる好ましくない状況」をいい、「~する羽目になる」などの形で用いられています。

もしくは「羽目を外す」という言い方でもよく使われますが、この場合には「面白さの勢いにまかせて物事を行う」ことをいい、お酒を飲んで大騒ぎするような場面についていう場合に用いられています。

また近い意味の語としては「事態」「底抜け」といった語が挙げられ、「事態」は「(良くない)事のなりゆき」を表し、重大さの程度が大きい物事の成り行きについていう場合に「~の事態になる」といった言い方で用います。また「底抜け」は「程度がはなはだしいこと」を表し、「底抜け騒ぎ」(宴会などで大騒ぎすること)などの言い方で用いられます。

これらの語を使って「ある人にとって好ましくはない状況や、容易ではない成り行き」「度を越して騒ぐ」ことについて表すことができるため、その場面に応じて適度に使い分けて用いると良さそうです。

-言葉・単語の意味

Copyright© Kotoログ , 2019 All Rights Reserved.