言葉の使い方を中心にブログ運営・フリーランスに関することなど、ライティングの仕事に関わる情報を広く紹介するブログです。

Kotoログ

言葉・単語の意味

「配布」の意味と使い方・例文・「配付」との違いまとめ

投稿日:2017年4月12日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「配布」(読み方:「はいふ」)という言葉は、「~を配布する」という形でよく使われています。

何かを配ることについていう時に使う言葉ですが、具体的にはどのような使い方をするのか、また近い意味のある「配付」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問が浮かぶこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「配布」の意味と使い方、また「配付」との違いを説明します。

 

「配布」の意味と使い方・例文・「配付」との違い

それでは、以下に「配布」の意味と使い方、また「配付」との違いを説明します。

 

意味

まず、「配布」には以下のような意味があります。

多くの人に行き渡るように配ること。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「配布」

つまり、「多くの人に対して、そのすべてに届くように何かを配ること」を表す語となっています。

 

使い方

次に、「配布」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「そのデパートの店内では、いたるところで香水のサンプルが配布されていた」
  • 「その求人サイトにはチラシ配付スタッフの求人情報が多く掲載されている」
  • 「多くの人で混雑するターミナル駅の前を歩いていると、クーポン券付きのポケットティッシュを配布する人によく遭遇した」
  • 「この地域情報誌は、スタッフによるポスティングや駅に設置されているラックを通じて配布されている」

ポイント

「配布」は、上記のように不特定多数の人に広く何かを配ることについていう場合に、「~を配布する」という形で使うことができます。

 

「配付」との違い

次に、似た意味のある「配付」との違いについて見ていきます。

まず、「配付」には以下の意味があります。

くばりわたすこと。一人一人にくばりつけること。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「配付」

そして、この語と「配布」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「配付」:「試験官は試験実施の流れを一通り説明した後、受験者たちに問題と解答用紙を配付した
    (≒「試験官は試験実施の流れを一通り説明した後、問題と解答用紙を受験者全員に行き渡るように配った」)
  • 「配布」:「彼は新しく始めたランチセットの宣伝をするために、朝駅前に立ってチラシを配布した
    (≒「彼は新しく始めたランチセットの宣伝をするために、朝駅前に立って大勢の人たちにチラシを配った」)

ポイント

つまり、

「配付」は対象となっている人たち全員に行き渡るように配ること、

「配布」は宣伝などを目的とした誰の手に渡っても良いものを広範囲の人に配ること

を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「配布」の意味と使い方、「配付」との違いを説明しました。

この言葉は「たくさんの人に行き渡るように配ること」を表し、チラシやクーポン券など対象となる人を限定せずに不特定・広範囲の人に渡るように配ることをいう場合に「~を配布する」という形で使われています。

また、「配付」も同じような意味がありますが、この場合は対象となる人が決まっていてその人たち全員に何かを配ることについていう場合に「~を配布する」という形で使います。

これらの語はどちらも何かを配ることについていいますが、それぞれ異なる場面で使う言葉なので、適度な場面で使い分けることが可能です。

-言葉・単語の意味

Copyright© Kotoログ , 2019 All Rights Reserved.