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「語彙」の意味と使い方・例文・「単語」「語句」「熟語」との違いまとめ

投稿日:2017年8月20日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「語彙」(読み方:「ごい」)は、「英語の語彙」「語彙力がある」などの形でよく用いられる言葉です。

とはいえ、この言葉が具体的にどのようなことを表すのか、また「単語」など他の言葉に関連する語とどのような違いがあり使い分けをするのか、分かりにくいところがあるかもしれません。

そこでここでは、この言葉の基本的な意味と使い方に加えて、「単語」「語句」「熟語」といった近い意味の言葉と比較しながらそれぞれの詳細な意味について説明していきます。

 

「語彙」の意味と使い方・例文・「単語」「語句」「熟語」との違い

それでは、以下に「語彙」の意味と使い方、また「単語」「語句」「熟語」との違いを説明します。

 

意味

まず、「語彙」には以下のような意味があります。

  1. ある言語、あるいはその中の特定の範囲(地域・分野・人・作品など)で用いられる語の全体
  2. ある範囲の単語を集めて一定の順序に並べた書物

上記のうち一般的には1の意味で用いられますが、この場合「日本語や英語などといった言語、もしくはその中の特定の領域内で集められた単語の総体」、すなわち「単語を集合として見たもの」を表します。

 

使い方・例文

次に、「語彙」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「彼は留学経験があり英語の語彙が豊富だ」(彼が用いている英単語の総体が豊富である)
  • 「貧弱な語彙で海外旅行に行く」
  • 「この辞書は語彙が豊富で使いやすい」(辞書に掲載されている単語の総体が豊富で使いやすい)
  • 「国際交流パーティーに参加したが、限られた語彙だけでは十分な意思の疎通ができなかった」
  • 「本の巻末には語彙の索引が付いています」(巻末にはその本に掲載されている単語総体の索引がある)

 

「単語」「語句」「熟語」との違い

では、ここからは近い意味のある「単語」「語句」「熟語」という語との違いについて見ていきます。

まず、上記3つの語には以下のような意味があります。

  • 「単語」「言語音と意味と文法上の機能を持つ最小の言語単位」
  • 「語句」「語と句、言葉の句切り、言葉のひとまとまり」
  • 「熟語」「2つ以上の単語または2字以上の漢字が結合してできた語」「成句、慣用句、イディオム」

では具体的に上記の語や「語彙」がどのようなことを表すのか、それぞれの具体例を比較すると以下のようになります。

  • 「単語」:「今日」「は」「雨」「だった」
  • 「語句」:「青い空」「空に浮かぶ雲」
  • 「熟語」:「苦情」「会話」「手が早い」「間髪を入れず」
  • 「語彙」:「本に掲載されている語の総体」「その人が用いる語の総体」

上記のように、「単語」は「文法上の最小単位」、「語句」は「語と句」、「2つ以上の単語や漢字が結合してできた語や成句、慣用句など」、「語彙」は「ある領域内の語の全体」を表すといった違いがあります。

 

まとめ

以上、「語彙」の意味と使い方についてまとめました。

語彙は、主に「ある言語やある人、ある作品などの特定の範囲で用いられている語の総体」をいう語となります。

また「単語」「語句」「熟語」といった語も言葉について表すものではありますが、それぞれ「その言語における文法上の最小単位」「語や句」「2つ以上の単語や漢字が結合したもの」といったように違ったニュアンスを表すため、使い分ける場合にはそれらの点を意識しておく必要があります。

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