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「語弊」の意味と使い方・例文・「誤解」との違いまとめ

投稿日:2017年10月30日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「語弊」(読み方:「ごへい」)という言葉は、「こう言うと語弊があるかもしれないが~」といった形でよく用いられています。

とはいえ日常的に頻繁に用いる類の語ではなく、具体的にこの言葉がどのようなことを表しているのか、また近い意味のある「誤解」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「語弊」の意味と使い方、また「誤解」との違いについて説明していきます。

 

「語弊」の意味と使い方・例文・「誤解」との違い

それでは、以下に「語弊」の意味と使い方、また「誤解」との違いを説明します。

 

意味

まず、「語弊」には「言葉における弊害、誤解を招きやすい言い方」といった意味があり、「使用する言葉が適切でないことから招く弊害」や「誤解されやすい言葉の選択や表現の仕方」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「語弊」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「駄作とまでは語弊があるかもしれないが、その作品は評価としては今ひとつだ」
  • 「それ以来、私は彼に対して敵意のようなものを持つようになった。敵意とは語弊があるにしても、少なくとも反感を抱いていた」
  • 「こう言うと語弊があるかもしれないが、その映画は観た後に心に残るものがなく、味も素っ気もないない作品だった」
  • 「彼女には好意を寄せている。いや、好感と言ってしまうと語弊があるかもしれない。要は好感を抱いている、人として好ましい印象を持っているということだ」

 

「誤解」との違い

ではここからは、似た意味を表す「誤解」という語との違いについて見ていきます。

まず、「誤解」には「ある事実を誤って理解してそうだと思い込むこと、相手の言ったことを間違って理解すること」といった意味があります。

そして、これらの語と「語弊」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「誤解」:「彼はいつも相手の誤解を招くような思わせぶりな態度を取る」(彼はいつも相手が勘違いをするような思わせぶりな態度をとる)
  • 「語弊」:「彼が嘘を言っていることは分かっていた。嘘というと語弊があるかもしれないが、少なくとも都合の良いことだけを並べ立て、さも立派な人物かのように見せかけようとしていることは確かだろう」(彼が嘘を言っていることは分かっていた。嘘というと適切ではなく誤解を招くかもしれないが、少なくとも都合の良いことだけを並べ立て、さも立派な人物かのように見せかけようとしていることは確かだろう)

つまり、「誤解」は「相手が言ったことの真意を間違って理解すること」や「何らかの事実を誤って理解すること」、「語弊」は「相手に何かを伝えようとする時に用いる言葉が適切ではなく誤解を招きやすい言い方」(またそれによって起こる弊害)を表すというニュアンスの違いがあります。

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まとめ

以上、「語弊」の意味と使い方、「誤解」との違いについてまとめました。

「語弊」は「(自分が相手に何かを伝える時に)選ぶ言葉が適切ではなく誤解を招きやすい言い方」を表し、主に何かを説明する時などに「こう言うと語弊があるかもしれないが」と相手に断りを入れる形で用います。

それに対して「誤解」は「(相手が言ったことの本心を)誤って理解すること」「何かの事実をそれとは違ったものとして理解すること」を表し、「語弊」とは用いる場面が異なるため適度な場面で使い分けることができます。

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