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「臥薪嘗胆」とは?言葉の意味と使い方・由来・例文まとめ

投稿日:2017年4月27日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「臥薪嘗胆」(読み方:「がしんしょうたん」)は、よく知られている故事成語の一つです。

とはいえ日常的に頻繁に用いる語ではなく、具体的にどのようなことを表す言葉なのか、どのような由来があるのか、中には疑問に思うこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「臥薪嘗胆」の意味と使い方、また言葉の由来について説明していきます。

 

「臥薪嘗胆」の意味と使い方・言葉の由来

それでは、以下に「臥薪嘗胆」の意味と使い方、言葉の由来について説明します。

 

由来

まず、「臥薪嘗胆」という言葉の由来は中国の春秋時代に遡ります。

この言葉は、以下のような中国の故事から来たものとなっています。

「呉王である夫差(ふさ)は、父の仇である越王の勾践(こうせん)を討つという志を忘れないために、薪の上で寝て自身を苦しめ心を奮い立たせた。そして、その後夫差は越に攻め込み勾践の軍を破るが、夫差に降伏させられた勾践は苦い胆を嘗めては恨みを思い出し、長い間の苦心の末についには夫差を破って恨みを晴らした」

 

意味

それでは、次に「臥薪嘗胆」の意味について見ていきます。

上記の故事から、「臥薪嘗胆」は「仇をはらそうと長い間苦心・苦労を重ねること」、またそこから転じて「将来の成功を期待して長い間試練に耐えて苦労すること」を表す語となっています。

ちなみに、「臥薪嘗胆」の「臥薪」は「薪の上に臥して寝る」、「嘗胆」は「苦い胆を嘗める(なめる)」ことを表します。

 

使い方・例文

次に、「臥薪嘗胆」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、「苦労の末に何かを達成したという場合や何らかの目標のために努力している」ことについて述べる場合に、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「彼は臥薪嘗胆3年の末に司法試験に合格した」
  • 「臥薪嘗胆すること10年の後、ついに悲願を達成した」
  • 「臥薪嘗胆の日々を経て、公認会計士の資格を取得した」
  • 「臥薪嘗胆の後、ようやく昇格を果たした」
  • 「臥薪嘗胆の末に雪辱を果たした」
  • 「その目的を達成するために臥薪嘗胆の日々を送っている」
上記のように、たとえば「彼は3年間勉強し司法試験に合格した」「目的達成のために努力している」といった表現を用いるよりも、この言葉を用いた表現にすることで「長い努力の末に苦労して目標を達成した」「目的達成のために長い間苦労している」というニュアンスを伝えることができます。

 

まとめ

以上、「臥薪嘗胆」の意味や由来、使い方についてまとめました。

この言葉は、薪の上で寝る、苦い胆を嘗めることで恨みを忘れないようにしてついには仇を討ったという故事がもとになった言葉です。

悲願を達成するために苦労や試練に耐えているということを伝えたい場合には、この言葉を用いることで、そうした艱難辛苦の状況を表すことができます。

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