ビジネスの場面で「頑張る」「努力する」意思を表す場合に適切な表現

2017年11月25日

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ビジネスの場面においては「頑張る」という言葉を直接使用することはなくても、たとえば「お礼状」「異動・転属の挨拶状」「決意表明」「顧客へのクレーム対応」など、企業や個人として「努力する」「努力していく」という意思や姿勢を表す場面があるかと思います。

ここでは、そうした時に活用することができる、より適切な表現を紹介していきます。

 

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ビジネスの場面で「頑張る」「努力する」を表す適切な表現

それでは、以下にビジネスで活用できる「頑張る」「努力する」意志を表す表現について紹介していきます。

 

「努める」

まず、「努める」には以下の意味があります。

事をなしとげようとして力を尽くす。

出典:明鏡国語辞典「努める」

つまり、熱心に物事に当たる、物事をやり遂げようと力を尽くすことを表し、以下のように用いることができます。

  • 「今後とも品質向上に努めて参る所存にございますので、引き続きご愛顧のほどお願い申し上げます」
  • 「早期の復旧に向け全力で努めておりますので、何とぞご理解のうえ、ご容赦くださいますようお願い申し上げます」

 

「励む」

「励む」には、以下の意味があります。

気持ちを奮い起こして熱心に物事を行う。精を出す。

出典:明鏡国語辞典「励む」

つまり、自分の気持を奮い立たせて何かを熱心に行うことを表し、情熱を持って何かに取り組む気持ちを表す場合に、以下のように用いることができます。

  • 「皆様の期待に応えられるよう、今後より一層業務に励んで参る所存です」
  • 「これからも満足していただけるサービスを提供するべく励んで参ります」

 

「鋭意」

まず「鋭意」には、以下の意味があります。

気持ちを集中させて懸命に努力するさま。

出典:明鏡国語辞典「鋭意」

つまり、気持ちを集中して何かに力を尽くして励むことを表し、以下のように他の表現と併せて副詞的に用いることで程度を強めた表現にすることができます。

  • 「鋭意改良に努めてまいりますので、何とぞご理解賜りたくお願い申し上げます」
  • 「二度とこのようなことがないよう、鋭意努力いたします」
  • 「ご期待に沿えるよう、鋭意邁進して参る所存でございます。今後とも一層のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます」

 

「精励」

「精励」には以下の意味があります。

精を出して努め励むこと。

出典:明鏡国語辞典「精励」

何かに力を尽くして熱心に励むことを表し、「精励」もしくは、「力を尽くして自分の職務に励むこと」という意味がある「精励恪勤」という形で以下のように用いることができます。

  • 「これを機に、より一層業務に精励致す所存でございます」
  • 「微力ながら会社の発展に貢献できるよう、精励恪勤して参る所存です」

 

「邁進」

「邁進」には以下の意味があります。

ひるむことなく、ひたすら突き進むこと。

出典:明鏡国語辞典「邁進」

つまり、そのことに心を集中させて恐れずに前進することを表し、今後の発展に向けての意気込みを述べる場合などに以下のように用いることができます。

  • 「これからも社業発展のため社員一丸となって邁進して参る所存でございますので、より一層のご指導・ご鞭撻を賜りたく何とぞよろしくお願い申し上げます」
  • 「これからは心機一転新たな決意を持って業務に邁進して参ります」
  • 「今後とも、さらなるサービスの向上を目指して懸命に邁進して参る所存でございます」

 

その他 クレーム対応やビジネス文書で使用する表現の参考記事

上記以外に、ビジネスにおける同様の場面で用いる言葉や表現について以下の記事でもまとめています。

「真摯」の意味と使い方・例文・「真面目」「真剣」との違いまとめ
「ビジネスでよく使う言葉や表現について説明した記事」のまとめ

 

まとめ

以上、ビジネスの場面で活用できる「頑張る」「努力する」の言い換え表現を紹介しました。

ビジネスの場面においては、「頑張ります」もしくは「努力します」といった言い方をすることはあまり相応しくありませんが、ケースに応じて今回挙げたような言葉を用いると、より適した表現にすることができます。

たとえば顧客対応や社内向けの挨拶などで、「頑張る」「努力する」という気持ちを表す場面があれば適宜活用してみてください。