言葉の使い方を中心にブログ運営・フリーランスに関することなど、ライティングの仕事に関わる情報を広く紹介するブログです。

Kotoログ

言葉・単語の意味

「該当」の意味と使い方・例文・「当該」「相当」との違いまとめ

投稿日:2017年6月6日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「該当」(読み方:「がいとう」)という言葉は、「~に該当する」「~の該当者」などの形でよく使われています。

何かの条件に当てはまる人々のことをいう時によく使う言葉ですが、具体的にはどのような使い方をするのか、また意味を混同されやすい「当該」「相当」といった語とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「該当」の意味と使い方、また「当該」「相当」との違いを説明します。

 

「該当」の意味と使い方・「当該」「相当」との違い

それでは、以下に「該当」の意味と使い方、「当該」「相当」との違いを説明します。

 

意味

まず、「該当」には以下の意味があります。

その条件・事例・資格などにあてはまること。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「該当」

つまり、「ある条件や資格などに合っていること」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「該当」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように使うことができます。

  • 「以下の選択肢の中から、ご自身の年齢に該当するものに○をつけてください」
  • 「酒とはいっても、『料理酒』には塩などが添加されておりそのまま飲むことはできないため、酒税法の酒類に該当せず酒税がかからない」
  • 「その回の芥川賞は相応しい作品がなかったとして『該当作なし』と発表された」
  • 「このアトラクションは以下の条件に該当する人はご利用いただけません」

ポイント

「該当」は、上記のようにある条件や資格に当てはまる(もしくは当てはまらない)物事についていう場合に、「~に該当する~」「~に該当しない」「該当作」などの形で使うことができます。

 

「当該」「相当」との違い

では次に、「当該」「相当」との違いについて見ていきます。

まず、これらの語には以下のような意味があります。

それにあてはまること。それに関係があること。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「当該」

それとほぼ等しいこと。また、それにふさわしいこと。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「相当」

そして、これらの語と「該当」の使い方を比較すると、以下のようになります。

  • 「当該」:「このところ人手不足によるオーバーワークで退職を希望する社員が続出している。当該部署では業務の見直しや増員を検討する必要がある」
    (≒「このところ人手不足によるオーバーワークで退職を希望する社員が続出している。それに当たる部署では業務の見直しや増員を検討する必要がある」)
  • 「相当」:「その年の夏には3ヶ月分の給与に相当する額がボーナスとして支給された」
    (≒「その年の夏には3ヶ月分の給与に等しい額がボーナスとして支給された」)
  • 「該当」:「以下の条件に該当する人は一次試験が免除される」
    (≒「以下の条件に当てはまっている人は一次試験が免除される」)

ポイント

つまり、

「当該」は「あること(すでに話題となっていることに)に関係するもの」

「相当」は「前後で述べている事柄がほぼ等しいものであること」

「該当」は「ある条件や資格に当てはまること」

という違いがあります。

 

まとめ

以上、「該当」の意味と使い方、「当該」「相当」との違いについてまとめました。

この言葉には「ある条件や資格に当てはまること」をいい、所定の条件に当てはまる人や物事についていう場合に「~に該当する~」「~の該当者」などの形で使われています。

また混同されやすい語に「当該」「相当」といったものがありますが、「当該」はある事柄に当てはまることをいい、「当該~」といった形で使うことができます。

そして、「相当」はある事柄とほぼ等しい物事についていう場合に、「~に相当する~」といった形で使うことが可能です。

これらの語は似ているようでも異なる意味があるため、それぞれ適した場面で使い分けることができます。

-言葉・単語の意味

Copyright© Kotoログ , 2019 All Rights Reserved.