言葉の使い方を中心にブログ運営・フリーランスに関することなど、ライティングの仕事に関わる情報を広く紹介するブログです。

Kotoログ

言葉・単語の意味

「紛糾」の意味と使い方・例文・「いざこざ」との違いまとめ

投稿日:2017年12月17日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「紛糾」(読み方:「ふんきゅう」)という言葉は、「~が紛糾する」などの形でよく用いられています。

しかしながら、普段の会話などで頻繁に用いる語ではなく、具体的にどのようなことを表すのか、もしくは似た意味のある「いざこざ」といった語とはどのような違いがあるのか、中には疑問が浮かぶことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「紛糾」の意味と使い方、また「いざこざ」との違いを説明していきます。

 

「紛糾」の意味と使い方・例文・「いざこざ」との違い

それでは、以下に「紛糾」の意味と使い方、また類義語・対義語との違いを説明します。

 

意味

まず、「紛糾」には以下のような意味があります。

物事がもつれて、まとまらないこと。

出典:明鏡国語辞典「紛糾」

つまり、「物事が複雑に関係し合って決着がつかないこと」を表す語となっています。

なお「紛糾」の類義語には「混乱」、対義語には「解決」といった語が挙げられます。

 

使い方・例文

次に、「紛糾」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「白熱した議論が交わされ、会議は次第に紛糾していった」
  • 「その一家の家族関係は遺産の分割を巡り一段と紛糾した」
  • 「互いに条件を譲らず、取引先との交渉は紛糾した」
  • 「双方が感情的になることで、離婚の話し合いに紛糾を招くことになる」

 

類義語・対義語との違い

では次に、似た意味のある「いざこざ」という語との違いについて見ていきます。

まず、「いざこざ」には以下の意味があります。

小さな争い。もめごと。ごたごた。

出典:明鏡国語辞典「紛糾」

そして、この語と「紛糾」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「いざこざ」:「彼は母親と同居を始めてから、嫁姑問題による家庭内でのいざこざが絶えないようだ」(彼は母親と同居を始めてから、嫁姑問題を原因とした家庭内でのちょっとした争いごとが絶えないようだ)
  • 「紛糾」:「遺産相続で兄弟の関係が紛糾することを防ぐために、母は正式な遺言書を残していた」(遺産相続で兄弟の関係が対立、複雑化し収まりがつかなくなることを防ぐために、母は正式な遺言書を残していた)

つまり、「いざこざ」は「家庭内で起こるような小さな争いごと」、「紛糾」は「物事が複雑に絡み合って話し合いがつかない(収まりがつかない)状態になること」を表すというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「紛糾」の意味と使い方、また「いざこざ」との違いについてまとめました。

この言葉は、物事が複雑に絡み合って進展せず解決しない状態のことをいい、交渉、会議などの話し合いや人の関係などが混乱した状態にあることについていう場合に、(主に文章において)用いられています。

それに対して、「いざこざ」は家庭内や個人間で起こるような小さな争いごと(もめごと)のことをいいます。

たとえば「遺産相続問題で兄弟の関係が紛糾する」「遺産相続が原因で兄弟はいざこざが絶えない」などのような言い方をする場合には、「遺産相続問題で兄弟の関係が複雑にもつれて解決しない状態にあること」「遺産相続が原因で兄弟には小さな争いごとが絶えないこと」をいうといったようにニュアンスが異なるため、場面に応じて適度に使い分けると良さそうです。

-言葉・単語の意味

Copyright© Kotoログ , 2019 All Rights Reserved.